八幡町議員視察研修旅行ドタバタ編
 

初日
 2003年5月26日
  朝6時半14名全員集合。役場前をバスで出発。車内で事務局のKさんが新幹線切符を配る。ちょうど1時間後羽島へ着く。改札前、8時発のひかり号の切符をもらってないとA議員。事務局二人はドキッ。喫茶中のI課長が涼しく2枚受け取っていてたことが判明。一同安堵。/11時19分山口県小県町(おごおり)着。駅前に山頭火の大きな銅像。/阿知須町の「あじす葡萄の森」で昼食。フランス風料理。食後、支配人の説明と質疑応答をたっぷり。いろんな鶏、エミューのファーム内を視察。/両備バスのガイドさん、楽しいトークで笑わせる。「麗人・美人・・・・・・・・おかめ・??」/宿泊の湯田温泉の旅館でのこと。食事を満腹食べ、一同宿内のカラオケへ引っ張り込まれる。9時半戻り各自休む。カラオケには行かなかったK議員が12時半頃、いないことに同室のO議員ら気付き、一騒ぎ。別室の私の部屋のH議員が突然自殺説を唱え、私の高血圧死亡説も出て、心配になったW議員が事務局長へ電話。k議員の部屋へ何人かが集まり大騒ぎ中に、ひょっこり当のk議員が空き室で寝てたとすずしい顔で部屋へ戻る。一同安堵するも眠い中を気づかった馬鹿さ加減を風呂で発散、と思いきや深夜で温泉もシャットダウン。ビールもう1本のW議員。

2日目
 2003年5月27日
  朝もビールのX議員。冷蔵庫は空っぽで、いらいら収まらず昨夜のK議員の部屋から2本ゲット。2日目は観光地視察研修が主。山口・柳井市の茶臼山古墳(国史跡)で、ガイドさんに呼ばれて説明のビデオ前へ全員着席するも、にわか係員のおじさんビデオの電源が来ず行ったり来り。結局は見ずに帰る。/広島・岩国の錦帯橋は人でいっぱい。下の河川敷も露店がいっぱい。普通、許可は出ないはずなのにとA議員。八幡の吉田川へは橋脚は立てられんのかとK議員。さっすが研修と心得て。/同じく柳井市の白壁の江戸風情の街並。国指定の文化財の国森家視察。事務局Hさん、修復にかかった費用と国の援助に付き鋭く質問。あわてて暗い醤油蔵へ飛び込めば醗酵の力で一瞬咳き込む。/三次ロイヤルホテル着。あまりの山の中に「街はどこなの」と、夜を心配するものも。食事と同じ部屋でカラオケ。

3日目
  個室で目覚め。広島・高宮町のエコミュージアム川根へ。山国で誰かが「小駄良」といえば誰かは「小那比」という。よく似た山村風景。農家の屋根にはシャチホコが。学校運動場跡地の建物の中で特産の柚子ジュースを飲み研修。振興会の頑張り屋の会長が話す。副議長が地域審議会は二重議会となるからやらないと。特例で70人を越す市議会議員が誕生し9ヶ月間、場所を探して議会を開くという。事務局任せが心配な郡上と対照的になるか。昼食は地元アマゴの塩焼き山菜食。最後の研修地は広島原爆資料館。高校の修学旅行以来で35年ぶりか。A議員は初めてと原爆ドームをバックに記念写真。原爆後遺症で死んだ女の子(禎子ちゃん)の話をバスのガイドさんが必死に。こちらも必死に聞く。資料館内では中高生で溢れる。禎子ちゃんのコーナーで泣く女学生の声が。わが子を守って死んでいく被爆した母親の絵が痛ましい。日差しも暑く、時間も少なく汗が出る。無事、研修を終って八幡へは8時少し前に着く。

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