吉原すみれ・山口恭範の打楽器コンサート

         2004年5月9日 夜7時 雨の日曜日 郡上市総合文化センター
 2台のマリンバの「ずれ」を楽しむ。途中、二人がまったく合わなくなり、アレーと思った次にはまた、元のように合う。その繰り返し。わざと合わなくするそうだが難しそう。自分の生活に似てる。何かずれてあせるとまた何かの拍子に合ってくる。
 13の打楽器を整然と乱れ打つ。間、強弱、高低、長短、大小、速度、そして流れ、これらを組合わせた音が規則正しいリズムと共に会場へ飛び立つ。
 珍しい楽器をいくつも見つけて演奏に生かそうとされています。作曲家・石井眞木さん追悼の音楽会とあって、お二人の気持ちが打楽器の音から伝わってきました。
朝史の日記へ