初めて頭部MRI検査を受ける。 2007年11月1日午前11時 岐阜県郡上市民病院
予約15分前に受付する。11時にレントゲン室前で待つ。
「MRI(磁気共鳴断層撮影)。体内の水素の原子核が持つ弱い磁気を強力な電波で揺さぶり、原子核の状態を画像化する方法。30分間程かかる。
金属類は入れ歯、時計、メガネなどすべて取り外すこと。・・・・・・・・」
この程度の予備知識を、電子辞書で頭に入れて検査室へ入る。
気にしていた歯に被せた金属は「仕方ないからよいです」の、一言に安心する。
ズボンのベルトもバックルが金属なのではずすように指示受ける。
ベッドの上に仰向けになって寝そべる。衣服やズボンは履いたまま。
ベッドが移動して円筒形の中へと入っていく。
中は丸い壁面の内側が電気がついてて明るい。目の前には格子のようなものが付けてある。
アナウンスで「大きな音がしますから」との予告。
甲高い「カン、カン」する音がして大きな音に変る。強力な電波が当たっているんだと想像する。
心配した痛みなどは全くないのに安心。
なんとなく眠たいような気がしてきて暫らくすると検査が終る。何だ、もう終わりか、という感じ。
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12時過ぎ、耳鼻科の担当医が診察。画像のフイルムを見て、(嗅覚を感知する部分だと思うが)萎縮してる感じがするが、全体的には異常ありません、と診断。
ただ、慎重を期して、来週月曜日に専門医の診断を受けることにして診察室を出る。
お会計は5100円といわれ一瞬「ギョッ」としたが、ポシェットや小銭入れの所持金を全部集めて何とか支払う。