お千代物語第2話…はじめに…“笠の緒の密書”

 400年前の関ヶ原の合戦の前、郡上出身の“女”は、石田三成方から届いた文箱を、密書と共に遠征中の夫の元に届けさせました。編笠のひもの密書を見た夫は、文箱をすぐに封のまま徳川家康に差し出しました。中を見た徳川家康は大きくうなずき、合戦後、彼になんと、5倍近くの石高を与えたのです。彼女が夫に託した密書が夫と家康の行動を決めたのでした。その文箱は、誰が石田方であるか・・が良くわかる内容だったのです。 ≪山内一豊の妻≫   

余談ですが・・
今、正月映画として『郡上一揆』が日本全国で上映中です。郡上一揆の先祖達が命をかけて闘う姿が全国の注目を浴びています。
                
(※ この第2話は2001年1月にINGテレビで放映されたものです)
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