日本の真南、赤道よりやや北側、北緯６度ほどのところにあるパラオ諸島は、一番大きなバベルダオブ島をはじめとする小さな島々からなっています。　首都コロールから高速ボートで約１時間、アイランドリゾート、カープ島に到着します。住人はリゾート関係者のみという上から見ると小さな星型の島で、この付近はパラオのダイビングスポットのほとんどが集中している、スキューバダイバー憧れの島です。たくさん見えるのは海の中のお魚さんばかりでなく、夜には空いっぱいに星があふれます。

	マッシュルーム型のロックアイランドがパラオの象徴です。小さな無人島にボートを留めて、青い空、エメラルドグリーンの海、白い砂浜を眺めながらのランチは最高です。
	ちょっと海に入ればそこは魚の楽園。この写真はほんの浅瀬ですが、ブルーコーナーなどの有名スポットには、大物もうようよ。そこはまるで竜宮城です。
	黄昏時のカープ島の桟橋です。綺麗な夕日に照らされ赤く染まった雲が印象的でした。
	その桟橋も、日が落ち水平線もわからない漆黒の闇に包まれると、見上げれば空は無数の星に覆われていました。さすがに北緯６度の島、日本では地平線ぎりぎりにしか見えないありがたい星、カノープスも南中高度は高く、航海を惑わすニセ十字も昇っていました。本物の南十字は僅かに水平線下でまだ昇ってきていません。大マゼラン雲もカノープスの下方に見えましたが写真では写りが辛いです。 （画像をクリックすると説明写真をご覧いただけます。）

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