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タニカワ プラン ネットのホームページへようこそ。

1130日更新

満天の星に身をゆだねると荘厳なる時空に心が洗われます。
タニカワ プラン ネットでは愛知県を拠点に天文・スターウオッチン2グに関わるあらゆることを行っています。谷川正夫が主宰しています。

 タイムラプス動画をご覧ください

  


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天文イベント
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天体写真撮影講座 
1122日(土)16:3018:30  詳細

 

★豊川市ジオスペース館
季節の星空探訪「クリスマスの夜に」 
126日(土)15:00  詳細

 

★とよた科学体験館
ほろよいプラネタリウム 
1212日(金)19:0020:30  詳細

 


世界の星空こんばんは

地球上どこでも晴れていれば星空を眺めることができます。ここでは旅先の星をテーマに、各地で気軽に撮影した星に関わるスナップ写真をご紹介して行きます。

 

〜海外篇〜

フランス モンサンミッシェル   モンサンミッシェルの360°パノラマ画像がQTVRでご覧いただけます

ハワイ マウイ島         360°パノラマ画像QTVR

モルディブ ビヤドゥ   360°パノラマ画像 QTVR

イタリア シチリア島 タオルミーナ

スイス ツェルマット

マーシャル諸島 マジュロ

ギリシャ メテオラ

アラスカ チェナ温泉

パラオ カープ島

イラン ペルセポリス

カナダ イエローナイフ

東オーストラリア クーナバラブラン

タヒチ ボラボラ島

〜国内篇〜

石川県 輪島 白米千枚田

沖縄県 石垣島

鹿児島県 鹿児島市

沖縄県 宮古島

新潟県 妙高山

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活動内容
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1123日の 土星 2025

1124日に地球から土星の環をほぼ真横から見る環の準消失となる日ですが、その前日の撮影です。シーイングがもうちょっとでしたが、望遠鏡眼視では薄っぺらの環が結構はっきりと見えました。衛星が環の直線上にあるのもこのころならではです。

11232006
Mewlon-180+Or25mm+ASI290MC
尾張旭市にて。

1123日の 恒星間天体 3I アトラス彗星 2025

1I/オウムアムア、2I/ボリソフ彗星についで3番目の恒星間天体となった3I/アトラス彗星です。尾のようなものが微かにわかります。

11230411
LX70R6+EOS
D
土岐市にて。

1123日の C/2025 K2 アトラス彗星 2025

9等台になったアトラス彗星です。1112日に核が3個に分裂しました。最終的には4個に分裂したようです。この写真では2個わかります。右に離れたB核が消えかかっています。

11230312
LX70R6+EOS
D
土岐市にて。

1111日の 肉眼黒点 2025

日食メガネでギリギリ見える肉眼黒点です。一番大きい黒点4274が、11日にX5.1大規模フレアの時に発生したCME(コロナ質量放出)により、12日夜に北海道や東北地方で低緯度オーロラが撮影されました。

11111553
BORG77ED2+1.4XTC+
アストロソーラーシート+Z6U
尾張旭市にて。

117日の すばる食 2025

月齢16.1の月がすばる(プレアデス星団・M45)を隠しました。さすがに月が明るく双眼鏡でもアトラスとアルキオネしか見えませんでした。すばると月の明るさが違いすぎるため、適正露出の月をはめ込んでいます。

1170040FRA400+Z6U 尾張旭市知多半島にて

116日のC/2025 A6 レモン彗星 2025

レモン彗星が球状星団M10M12付近を通過しました。4等台のはずですが、月齢16のほぼ満月が東空にあり、低空も相まって双眼鏡で確認できませんでした。

1161825180mm+EOS 6D改 2秒×84超固定撮影 知多半島にて

1023日のC/2025 R2 スワン彗星 2025

スワン彗星が5等です。双眼鏡でボワッとした円盤状でした。レモン彗星との共演を期待しましたが、レモン彗星のような尾は写りませんでした。

1023194242FCT-00+RD+EOS 6D改 恵那市にて

1023日のC/2025 A6 レモン彗星 2025

夕方の西空に回ったレモン彗星が4等です。双眼鏡で1.5°くらいの尾が見えましたが、肉眼ではわかりませんでした。写真ではイオンの尾が10°以上、画角からはみ出ました。

左:10231832分〜180mm+Z6U

右:1833分〜FCT-00+RD+EOS 6D改 恵那市にて

1017日のC/2025 A6 レモン彗星 2025

レモン彗星が4等台後半の明るさでしょうか。月齢24.9の月明かりがありましたが、双眼鏡で簡単に見え少し緑がかっていました。1°くらいの尾がわかります。

左:10170406分〜180mm+EOS6D右:0346分〜FCT-00+RD+EOS 6D改 土岐市にて

102日のC/2025 A6 レモン彗星 2025

レモン彗星が6等台になりました。撮影開始直前から雲が発生してしまったのですが、双眼鏡で頭部がなんとかわかりました。118日の近日点通過に向けて着々と明るくなっています。撮影するとイオンの尾が淡くも長く写りました。

1020346分〜FCT-100+RD+EOS 6D改土岐市にて

98日の皆既月食 2025

2022118日以来の皆既月食です。明け方に月が沈むまで全経過を見ることができるはずでしたが、当地では少し透明度は悪いものの当初快晴でしたが、朝、西から雲が発生してしまいました。暗い皆既中の月でした。次の皆既月食は来年33日です。

980140分〜0445BORG77ED2+1.4xTC+Z6U尾張旭市にて

91日の金星とプレセペ星団(M44)の接近 2025

金星とかに座のプレセペ星団(M44)が約1°の大接近をしました。薄明開始の時間帯での高度が10°ちょっとしかなかったのと空の透明度もあまりよくなっかたため、M44は双眼鏡で何とか見える程度でした。

910352
180mm+Z6
U
尾張旭市にて

817日のすばる食 2025

月齢22.9の月がすばる(プレアデス星団・M45)を隠しました。月の出直後からすばる食は始まったのですが、雲があって見えず、日付が17日に変わったころから雲間に見え始め、1時半過ぎごろからクリアになりました。すばると月はだいぶ離れてしまいましたが。双眼鏡できれいに見えました。月が明かるく肉眼ですばるは確認できませんでした。

左:8170010
右:0141
FRA400+RD+OM-1
 尾張旭市にて

721日の M45・月・アルデバラン・金星 2025

月齢25.3の月とプレアデス星団(M45)が接近しました。おうし座の1等星でヒヤデス星団を形作るアルデバランも近くにあります。22日には、細い月がヒヤデス星団から離れていった金星に並びます。

7210236
24-105mm+Z6
U
尾張旭市にて。

714日の 金星とヒヤデス星団の接近 2025

明け方の東の空に金星とヒヤデス星団が接近しました。ヒヤデス星団とは712日ごろが最接近で、その後、金星とおうし座の1等星アルデバランが並びました。

7140330
24-105mm+Z6
U
尾張旭市にて。

714 土星と海王星の大接近 2025

土星と海王星が約1°まで大接近しました。76日が最接近でした。9月上旬まで2°以内に接近しています。いったん.4°まで離れますが、2026220日の夕方西空で0.8°までもう一度大接近します。その後の接近は2061年まで待たなければならないので 絶対に見逃せない。

7
140140
BORG77ED2+1.4xTC +Z6
U
拡大:Mewlon-180+Or25mm+ASI290MC
尾張旭市にて。

617 火星とレグルスの大接近 2025

火星としし座のレグルスが約0.7°まで近づきました。どちらも1.4等と同じ明るさで、オレンジと青白の色対比が美しいです。

6
172202
12-40
mm +OM-1
尾張旭市にて。

61 月と火星の大接近 2025

月齢5.3の月と火星が大接近しました。この撮影時点で0.8°の角距離です。当地では1時間後が最接近で、0.6°まで近づきました。

6
11953
BORG77ED2+1.4xTC +Z6
U
尾張旭市にて。

58 肉眼黒点 2025

肉眼黒点の出現です。天気の関係で中央から端の方へずれてしまってからの撮影ですがが、太陽メガネでギリギリ見えるといった感じです。

5
81110
BORG77ED2+1.4XTC+
アストロソーラーシート+Z6U
尾張旭市にて。


54 火星とM44と月の接近 2025

小接近を終え1等と暗くなってきた火星が、かに座のM44(プレセペ星団)に大接近しました。この日は月齢6.7の月も近くにいました。月が明る過ぎてM44は双眼鏡でもよくわかりません。

5
42126
180mm+Z6
U
尾張旭市にて。


53 環の無い土星 2025

15年ごとに起こる土星環の消失の年がやってきました。324日は環を真横から見る位置関係で消失となりました。しかし、太陽に見かけ上近すぎて観察が難しかったのですが、57日は太陽光が真横から環を照らすために消失となります。まだ太陽に近く高度も低いためシーイングが悪く鮮明な画像は撮れませんでした。本番の7日は天気が悪かったので3日の土星です。

5
30440
μ-180+ASI290MC 尾張旭市にて。


43 月と木星 エルトナの大接近 2025

桜が満開のころ、月齢5の月と木星が上下に並んでいました。肉眼では分からなかったのですが、撮影画面を見ると月のすぐ横に星が写っていたので調べてみるとおうし座のβ星(1.65等)のエルトナが大接近していました。掩蔽にならなかったのでノーマークでした。

4
32107
12-40mm+OM-1
 尾張旭市にて。


319 内合間近の金星 2025

321日に内合となる2日前の金星です。日没26分後、高度は約1.5°です。視直径は59″、望遠鏡ではもっと細く見えます。

3
191830
BORG77ED2+1.4xTC
+Z6
U
尾張旭市にて。


314 半影月食 2025

南北アメリカ、ハワイで皆既月食が起こりましたが、日本では、北海道から東北と、関東東部でギリギリ月出帯食となりました。当地では部分食は見られず、月が昇って来た時には半影食でした。月の右上がなんとなく暗くなっています。

3
141813
BORG77ED2+1.4xTC
+Z6
U
尾張旭市にて。


36 月と木星 2025

月(月齢6.6)と木星が並びました。月明りの中でも1等星アルデバランが目立ち、ほぼ等間隔に一直線になりました。昨日、すばる食となったM45から、月は1日で随分離れます。

3
62328
12-40mm+OM-1
 尾張旭市にて。


35 すばる食 2025

月齢5.5の月がすばる(プレアデス星団・M45)を隠しました。この夜は西日本から雲が切れてきましたが、当地は月が沈むまで雲がなくなりませんでした。この画像はHDR合成しています。次のすばる食は816日です。

3
52210
FRA400+RD+OM-1
 尾張旭市にて


225 土星と水星の接近 2025

土星と水星が約1.5度に接近しました。水星は高度を上げてきて−1.2等と肉眼で見えましたが、1.1等の土星はわかりませんでした。水星は38日に東方最大離角となります。

2
251828
12-40mm+OM-1
 尾張旭市にて


210 月と火星の大接近 2025

月齢11.3の月と火星が大接近しました。北海道から山陰、九州北部では火星食になりましたが、当地では、この後地平線下に沈んでまもなくに火星食となり、低空の雲がなくても見ることのできない予報でした。

2
100457
BORG77ED2+1.4xTC

+
Z6U
尾張旭市にて。


24 太陽黒点複合体 2025

その幅が50km以上にわたる太陽黒点の複合体が現われました。地球と月の距離が約38kmですから、それを想像しながら見ると相当な広がりです。一つ一つの黒点はそれほど大きいわけではありませんので、肉眼ではちょっと厳しかったです。

2
41415
BORG77ED2+1.4xTC+
アストロソーラーシート+Z6U 尾張旭市にて。


125 7惑星 2025

宵の口に水星以外の惑星が見えています。地球も含めて7惑星がそろいました。

1
251857
15-30mm+EOS6D
パノラマ合成
恵那市にて。


124 火星 2025

地球に接近中の火星です、最接近の112日に視直径は14.6″になりました。しかし、冬のシーイングは良くなく、やっと撮影できました。21日前後の方がもっと良さそうでしたが、都合で撮れませんでした。この時の視直径は14.2″です。2027220日に最も小接近(視直径13.8″)になります。

1
242124分 μ-180+ASI290MC
尾張旭市にて。


120日〜25 肉眼太陽黒点 2025

肉眼黒点の日ごとの移動です。太陽メガネの使用だけでなんとか見ることができましたという感じです。1月の第四週は天気の良い日が続きました。AR3961黒点群が地球に向いた日から6日間の太陽表面の様子です。この後、黒点の非常に少ない太陽面になりました。

1
20日〜25
BORG77ED2+1.4xTC+
アストロソーラーシート+Z6U
尾張旭市にて。


118 火星がカストル・ポルックスと一直線 2025

火星は112日に最接近し、17日に衝となりました。そして、ふたご座のカストルとポルックスとともに一直線に並びました。火星は逆行し、22日から23日の夜に最もポルックスに近付きます。しばらく逆行を続け、224日に留となります。その後、順行に戻ります。

1
180250
12-40mm+OM-1
 尾張旭市にて。


116 C/2024 G3 アトラス彗星 2025

焦点距離を400mmに伸ばして撮りました。昨日より透明度が落ちたようですが、双眼鏡で見えました。-3等くらいになったようです。17日も見えましたが、小さくなりました。18日は見つけられませんでした。119日に核の崩壊がありましたが、南半球ではすばらしい姿が見られています。

1
161724 FRA400+Z6U
尾張旭市にて。


115 C/2024 G3 アトラス彗星 2025

113日の近日点で太陽に0.09天文単位まで近付いたアトラス彗星が明るくなっているということで数日追いかけましたが、日没20分後くらいにやっと双眼鏡で見えました。キラッとした頭部から少し尾が伸びている様子もわかります。写真よりいい感じに見えました。

1
151726分 180mm+Z6U
尾張旭市にて。


14 土星・月・金星 2025

月齢4.4の月が土星と金星に挟まれました。月は地球照をともない夕暮れ時のとても美しい光景でした。この写真は、蒲郡市の竹島の手前にあるガマニ塩湖で撮影。月と惑星もガマニ塩湖に映りました。

1
41755分 9mm+OM-1
ガマニ塩湖にて。


14 しぶんぎ座流星群 2025

しぶんぎ座流星群は、40時の極大予想、しかも月明かりがないとということで大変期待しましたが、雲の通過が多く、釣り人が増えてきて02時半ごろ撮影終了するまでに見たしぶんぎ群はたった1個、2秒くらい飛行した遅いのを含めて散在2個と低調。撮れたのはこの1個だけでした。

1
40105
15-30mm+Z6U
田原市にて。


1225 スピカ食 2024

おとめ座の1等星スピカが月齢23.5の月に隠されました。810日以来のスピカ食です。明縁への潜入は月が明るいため双眼鏡で見ないとわかりにくいですが、暗縁からの出現は、ピカリと瞬時に出て来たところが肉眼で見えて感動しまました。潜入前、低高度のスピカが虹色に写っておもしろいです。

12
250242分から1分間隔
BORG77ED2+1.4xTC
+Z6
U
尾張旭市にて。


1214 ふたご座流星群 2024

14日の午前10時が極大予想で13日から14日にかけての夜が観察に良いとされていましたが、しっかり曇ってしまったので、14日の夜撮影しました。夜半前くらいから雲が増えてしまいまい、満月1日前の明るさのなかで、22時から23時までの1時間で見た流星は5個。写真には明るいのが1個だけ写りました。

12
142247
15-30mm+Z6U
美浜町にて。


128 土星食 2024

土星食の出現です。潜入とともに晴天で天気の心配はありませんでした。暗縁への潜入の時は肉眼でも月に接近している土星を見ることができました。環を含めて出現に3分ちょっと、長いようで短かったです。

12
81853
Mewlon-180+Z6U
尾張旭市にて。


125 月と金星の接近 2024

月齢4.1の月と金星が接近しました。この時で離角は4.6°です。空気が澄んだ冬の美しい光景でした。橙から紺への色のグラデーションの中間あたりを「紅掛け空色」というすてきな呼び方があります。

12
51714
24-105mm+Z6U
尾張旭市にて。


123 火星とプレセペ星団(M44)の接近 2024

火星とM44が見かけ上最接近のころです。-0.5等と明るくなっています。火星は来年112日には地球に最接近し、-1.4等まで明るくなります。そして、火星は逆行して一端M44から離れますが、巡行になった55日には、火星とM44はこれよりももっと大接近(見かけ上)します。

12
30031
180mm+Z6U
尾張旭市にて。


1124 冬の特大三角 2024

冬の大三角のシリウスからベテルギウス、プロキオンそれぞれの延長線上に木星と火星が来ていて、特大三角を描けます。まだしばらくこの超大三角が見られます。-0.4等の火星は来年112日の地球との最接近時には、-1.4等まで明るくなります。

11
242303
15-30mm+Z6
U
犬山市にて。


117 C/2023 A3 紫金山・アトラス彗星 2024

7等と暗くなてしまいました。月齢5.8の月もあり、空は明るく双眼鏡で見えませんでした。ポニアトフスキーのおうし座、散開星団IC4756NGC6633付近を通過中です。

11
71837
180mm+EOS6D

恵那市にて。


1021 C/2023 A3 紫金山・アトラス彗星 2024

右端に大日ヶ岳の山頂です。残念ながら雲が多かったためか、肉眼で彗星はわかりませんでした。雲の切れ間に双眼鏡を向けると、まだ視野から尾ははみ出ました。写真では15°くらい写りました。

上:10211926
15-30mm+Z6U
ひるがの高原にて。


1020 C/2023 A3 紫金山・アトラス彗星 2024

御嶽山を入れて紫金山・アトラス彗星を撮る予定で行ったら、現地は曇っていたので、御岳山中腹まで昇っていきましたらガスから抜け上がることができました。薄雲越しでも肉眼で彗星は見えました。月が昇って来るころから雲は少なくなり、10°程の尾が確認できました。4等になっています。月明りで影ができるほどに明るく照らし始めると肉眼ではよくわからなくなりました。双眼鏡でははみ出ています。写真では20°程写りました。望遠鏡で撮るとアンチテイルがスパイク状ですがネックラインはわかりません。標高1800mで気温は5℃、紅葉が始まっていました。

上:10201904
15-30mm+Z6U
下:1915分〜
FRA400+RD+EOS6D

御嶽山中腹にて。


1014 C/2023 A3 紫金山・アトラス彗星 2024

名古屋の強烈な光害越しでも微かではありますが肉眼で見ることができました。高度が高くなってきたからということもありますが驚きです。双眼鏡なら楽勝です。180mmレンズで撮った画像からは、強めの画像処理によって、彗星頭部より尾の反対側に細く伸びるネックライン構造が現れました。彗星の軌道面を地球が通過するタイミングで見られます。

上:10141818
180mm+EOS6D
下:1816
24-105mm+EOS6D
尾張旭市にて。


1013 C/2023 A3 紫金山・アトラス彗星 2024

夕方西の低空に回って来た紫金山・アトラス彗星。SOHOのコロナグラフに写った姿は圧巻で、-2等級ともいわれています。13日は晴れ間が広がったので知多半島へ行きました。日没50分も過ぎると、薄明と月齢10.6の月明かりがあるにもかかわらず、肉眼で見ることができてビックリしました。尾は5°以上は見えます。双眼鏡でははみ出しそうです。1等級以上ではとの報告があります。予想にたがわずすばらしい彗星になってくれて感激です。

上:10131835
180mm+EOS6D
下:1821
24-105mm+EOS6D
知多半島にて。


102 C/2023 A3 紫金山・アトラス彗星 2024

紫金山・アトラス彗星は2等台に入ったでしょうか。東の低空に薄雲があってクリアではありませんでした。肉眼ではわかりませんでしたが、双眼鏡で頭部の集光と、1°くらいの尾が見えました。写真では雲の向こうに5°くらい写っているようです。
1.3
秒露光×40コマ

1020452
180mm+Z6
U
尾張旭市にて。


926 C/2023 A3 紫金山・アトラス彗星 2024

明け方見えるようになってきた紫金山・アトラス彗星です。この時の高度は4°。3等級です。双眼鏡でわかりませんでしたが、カメラのビューファインダーで見えました。空が明る過ぎ、もう10分早く撮らなければ。寝坊したのです。
1
秒露光×36コマ

9260453
180mm+Z6
U
尾張旭市にて。


917 中秋の名月と土星接近 2024

中秋の名月です。そして、土星が月に接近しました。月が明る過ぎるのですが、肉眼でギリ土星が確認できました。肉眼で月と土星輝度差のある対象ですが、カメラ内のHDR合成で両方の露出を合わせることができました。18日が満月になります。

9171858
BORG77ED2+1.4xTC
+Z6
U
尾張旭市にて。


812 ペルセウス座流星群と木星・火星大接近 2024

当地では23時過ぎから快晴になり、23時の1時間に40個を数えました。木星と火星が15日の超大接近に向けてかなり接近していました。北東の低空(左下)にはスターリンクフレアがっ!
(アッオー)。
画像をクリックするとタイムラプス動画をご覧いただけます。

813
01
27分〜
15-30mm+Z6
U
紀北町にて。


810日〜14 肉眼太陽黒点 2024

黒点の日ごとの移動です。肉眼黒点が二つ次々と発生しました。太陽メガネの使用だけで見ることができました。賑やかな太陽面です。CME(コロナ質量放出)により、ペルセウス座流星群の夜(12日)には、低緯度オーロラが発生し、流星との共演が北海道で見られたようです。

8
10日〜14
BORG77ED2+1.4xTC+アストロソーラーシート+Z6U
尾張旭市にて。


8
10
 スピカ食 2024

月齢6の月におとめ座のスピカが隠されました。1等星の明るさがあり暗縁への潜入だと肉眼でも美しいです。双眼鏡でペコっと瞬時に消えるところを見ることができました。明縁の出現はやはり月が明るくて望遠鏡でないと難しそうです。

810
上:潜入2021
下:出現2051
BORG77ED2+1.4xTC
+Z6
U
尾張旭市にて。


8
8
 土星 2024

土星は来年の環の消失に向けて環の傾きがなくなり、うすく見えるようになってきました。惑星は、目で見るより今日の撮影方法と画像処理技術で撮影画像の方が表面模様などがハッキリクッキリするのですが、うすい環はエッジがあるためか、シーイングが良い時の望遠鏡眼視の方が、うすっぺらさがより感動的に見えるような気がするのは私だけでしょうか。

880040
μ-180+ASI290MC
尾張旭市にて。


7
30
 月・M45・火星・木星とアルデバラン 2024

月齢23.7の月とプレアデス星団(M45)が接近しました。そして、火星と木星、おうし座の1等星でヒヤデス星団を形作るアルデバランが三角形に並びました。これから、8月の中旬に向けて火星が木星に接近して行きます。

7300134
24-105mm+Z6
U
尾張旭市にて。


7
7
 月と水星が並ぶ 2024

月齢1.5の極細い月と-0.2等の水星が並びました。22日に東方最大離角となる水星が見やすくなっています。日没40分後の撮影で、水星は目で見えていましたが、写真では弱い写りとなりました。

771952
24-105mm+Z6
U
尾張旭市にて。


7
4
 13P オルバース彗星 2024

6.5等です。双眼鏡でわかります。低空のためかなかなか難しかったのですが、イオンテイルがとても淡く1°くらい、ダストの方はアンチテイルになっているようです。現在最も明るくこれから暗くなる予想です。双眼鏡で見ていても人工衛星と飛行機が視野の中をバンバン通過して行きました。上はステライメージ9のσクリッピング加算メトカーフコンポジットで人工衛星を消しています。下は、通常の加算、モノクロ反転です。

742041分〜
FCT-100+RD+EOS 6D
恵那市にて。


6
22
 最南の満月 2024

月は南緯28.4°で、撮影した当地での南中高度は26°程にしかならないとても低い最南の月です。これは太陽高度が高くなるのとは逆で、夏至のころ、このように満月が低いところに見えるようになります。

6220024
15-30mm+Z6U
豊田市にて。


5
29
 C/2023 A3 紫金山・アトラス彗星 2024

9月から10月に大彗星になるのではないかと期待されている紫金山・アトラス彗星です。尾が伸びてきました。10等です。おとめ座銀河団が近いので、銀河があっちこっちに写りました。

5292051分〜
VSD90SS+RD+EOS 6D
旭高原にて。


5
10
 肉眼太陽黒点 2024

非常に巨大な太陽黒点群(AR3664)が出現しました。肉眼でも簡単に見えます。Xクラスフレアが何度も発生しました。511日にはCME(コロナ質量放出)によりすばらしい低緯度オーロラが各地で見られ、ハワイでも撮影されました。日本では北海道はもちろんのこと、最も南では愛知県で撮影されています。この黒点は1859年のキャリントンの黒点に匹敵するといわれています。

上:5101207
下:1834
BORG77ED2+1.4xTC
+Z6
U
尾張旭市にて。


5
5
 昼間の火星食 2024

火星が月齢26.4の月に隠される火星食がありました。月は肉眼で見えました。快晴だたったのですが、潜入直前に薄雲がやってきました。快晴時、望遠鏡でも何とか見えていた火星ですが、写真のコントラストを上げてやっとわかります。出現時は月に雲はない状態でしたが、高度が低くなったせいか眼視で月も認めづらく、写真ではコンポジットして火星が確認できました。

55日潜入1207分 出現1318
BORG77ED2+1.4xTC
+Z6
U
尾張旭市にて。


5
4
 月と土星の接近と火星 2024

月齢25の月が土星と接近しました。撮影した時の角距離は約3°でした。5日には、月は火星に近づき、昼間の火星食になります。

540331
17-105mm+Z6
U
尾張旭市にて。


4
8
 皆既日食 2024

メキシコからアメリカにかけて皆既日食がありました。午前中は曇っていましたが、「気象神社」快晴祈願のご利益で、皆既10分前に快晴となりました。神業とはこのことでしょうか。2017年アメリカ日食のリベンジができました。星ナビ6月号の表紙に。

画像をクリックすると動画をご覧いただけます。

48
皆既中:
1342分(現地時刻)
BORG77ED2+Z6
U
アメリカ ダラス近郊マンスフィールドにて。


4
7
 12P ポン・ブルックス彗星 2024

ポン・ブルックス彗星は3日にまたバーストして3.5等になったとのこと。ただ、ダラス・フォートワースの760万人都市圏では、双眼鏡でわからず。写真には簡単に写りました。

472115分(現地時刻)
180mm+Z6
U
アメリカ ダラス近郊マンスフィールドにて。


4
7
 昼間の金星食 2024

メキシコからアメリカにかけて昼間に金星食がありました。月齢は28.3と極細。明日は皆既日食で新月です。太陽が双眼鏡でも探せず、目盛環使用で画角の端の方に写っていました。

471105分(現地時刻)
180mm+Z6
U
アメリカ ダラス近郊マンスフィールドにて。


4
1
 12P ポン・ブルックス彗星 2024

ポン・ブルックス彗星は、4等台になりました。春霞の影響で空の透明度は良くなかったせいなのか、双眼鏡で1°しか尾が見えませんでした。でも撮影すと約2.5°の青いイオンテイルがうねっています。ダストテイルも赤っぽくて印象的です。

41
1917分〜VSD90SS+RD+EOS6D
恵那市にて。


3
27
 肉眼太陽黒点 2024

黒点がたくさん集まった大きな黒点群です。ただ、太陽メガネだけの肉眼では、ちょっと見るのは難しく、どこにあるのか知っていれば、あーあそこかとなるのですが、知らないとわからないくらいです。これだけ広がっていてもひとつひとつの黒点が小さいからでしょうか。

3270928
BORG77ED2+1.4xTC+アストロソーラーシート+Z6U
尾張旭市にて。


3
10
 12P ポン・ブルックス彗星とM31 2024

ポン・ブルックス彗星は、5.5等になり、M31付近を通過中です。双眼鏡で簡単に見つけられ1°くらいの尾が微妙にわかりました。撮影すると3°ほど写りましたが、淡く低空なので難しいです。

310
左:1912分〜
180mm+EOS6D
右:1913分〜VSD90SS+RD+EOS6D
恵那市にて。


2
24
 肉眼太陽黒点 2024

肉眼黒点が出現しました。太陽メガネの使用だけで見ることができました。黒点群が連なっているので確認しやすくなっているようです。

2241032
BORG77ED2+1.4xTC+アストロソーラーシート+Z6U
尾張旭市にて。


1
12
 62P 紫金山彗星 2024

紫金山彗星が8等です。地平高度が高いので、双眼鏡で見えました。写真ではコマがハッキリしていますし、尾も淡いですが1°写りました。これから暗くなって行きます。

1120033分 VSD90SS+RD+EOS 6D
旭高原にて。


1
11
 12P ポン・ブルックス彗星 2024

三日月星雲NGC6888付近を通過するポン・ブルックス彗星です。8等台で、写真には非常に薄く北に伸びる尾が認められます。双眼鏡ではわかりませんでした。名古屋方向の光害もあります。

1111817分 VSD90SS+RD+EOS 6D
旭高原にて。


1
5
 しぶんぎ座流星群 2024

今年の極大は418時ごろとの予想でした。4日から5日にかけての夜は快晴で透明度も非常に良かったのですが、放射点が昇ってくるころに月齢23の月も昇って来ました。2時間半の撮影で比較的明るいのが3個写りました。

150038分 15-30mm+Z6U
尾張旭市にて。


12
13
 ふたご座流星群 2023

今年の極大は1504時で、14日〜15日の夜が見頃だったのですが、曇天となってしまいました。北海道や沖縄で晴れたようです。この写真は13日夜の撮影です。狙っていた写野には小さいのが一つしか入りませんでした(どこ?)。-1等クラスの明るいのも含め1時間あたり10個くらい飛んでいました。

12132244
15-30mm+EOS 6D

土岐市にて。


12
8
 12P ポン・ブルックス彗星 2023

来年3月〜4月に34等まで明るくなるのではと期待されているポン・ブルックス彗星は幾度ものバーストを繰り返して、8等台になっています。こと座のベガの近くを通過して行きました。

1281824分〜 VSD90SS+EOS 6D
土岐市にて。


11
3
 C/2023 H2 レモン彗星 2023

快晴でしたが、透明度の良くない夜でした。7×50双眼鏡で見えず。8等くらいかと思います。写真では緑色の濃いコマが簡単に写り、20′くらいの尾がちょろっと確認できます。

1131818分〜 FCT-100+RD+EOS 6D
恵那市にて。


10
29
 部分月食 2023

明け方、部分月食がありました。最大食分は0.12と小さかったのですが、双眼鏡で見ると欠けた部分の黒さが異様に感じました。食最大後、20分くらい月が雲に隠されてしまったことが残念でした。左上には木星が輝いていました。明るい月の模様と暗い風景との露出を1枚撮りで合わせることはできませんので、HDR合成をしました。

1029516分 90mm+Z6U HDR合成
拡大:0514BORG77ED2+1.4xTC
+EOS 6D
尾張旭市にて。


10
25
 みずがめ座φ1星の食 2023

みずがめ座のφ1星が月に隠されるという地味な現象がありました。月齢11と明るくφ1星は4.2等と暗いので、暗縁への潜入時は双眼鏡でわかりましたが、明縁出現後は月が眩しく、しばらく時間が経ってからでも、みつけられませんでした。φ1星基準で合成。

潜入直前:10252110
出現直後:2206BORG77ED2+1.4xTC
+Z6
U
尾張旭市にて。


10
24
 アルゴルの極小 2023

ペルセウス座β星アルゴルが10242038分(予想)に極小となりました。アルゴルは2.1等から3.4等まで220時間49分で変光します。下の写真は前日の撮影で2.1等の極大光度になっています。下に写っているオレンジ色のρ星は比較しやすいです。ただし、これも3.3-4.0等の変光星なので測光には使えないらしいです。次の見やすい極小は11110132分と予想されています。

上:10242026
下:10232037180mm+Z6U
尾張旭市にて。


9
29
 中秋の名月 2023

美しい中秋の名月でした。名月と満月は1日ほどづれることが多いのですが、3年連続の満月です。次の中秋の満月は7年後です。

9291800
BORG77ED2+1.4xTC
+Z6
U
尾張旭市にて。


9
21
の アンタレス食 2023

夜に見えるアンタレス食が18年ぶりにありました。といっても暗くなったのは出現時ですが。お天気は絶望的だったのに、なんとか雲の切れ間ができ、見ることができました。

9211848
BORG77ED2+1.4xTC
+Z6
U
尾張旭市にて。


9
9
C/2023 P1 西村彗星 2023

西村彗星の尾が3.5°程写りました。ただ、口径25mmの双眼鏡では尾はわからず、コマがぼやっとわかる程度でした。雲から出た時には、薄明が進行していて比較星がわからなかったのですが5等くらいではないかと。

990452
90mm+Z6
U
奄美大島にて。


9
1
の夜の 木星と土星 2023

土星の衝は828日に過ぎました。木星は113日に衝となります。2大惑星をシーイングが良いうちに見ておきたいです。木星の左写っている衛星はイオです。

土星 912214
木星 920222
μ-180+ASI290MC
尾張旭市にて。


8
31
 スーパーブルームーンと土星の接近 2023

今年、地球に最近となり最も大きく見えるスーパームーンと82度目の満月ブルームーン(めずらしいことの例えとか)が同時に起こり、スーパーブルームーンとなりました。天文用語ではありませんが、なんと呼ばれても一般の方が空を眺めるきっかけになってくれれば良しとします。近くに土星もありました。露出の違う2コマを合成しています。

8310019
180mm+Z6U
尾張旭市にて。


8
26
 C/2023 P1 西村彗星 2023

812日に掛川の西村さんが自身3個目の彗星を発見されました。1°の尾が写りました。8等くらいですが、双眼鏡ではわかりませんでした。これから太陽に接近し、もっと明るくな予想です。期待しています。

8260321分〜
FCT-100+RD+EOS 6D
土岐市にて。


8
10
 ペルセウス座流星群 2023

今年のペルセウス座流星群は81317時の極大予想でしたが、お天気があまり良さそうではなかったので、10日の夜から撮り初めました。雲の影響もありましたが、13日までの4日間で明るく写った流星はこれ1個。なんだか低調です。マウナケアのライブカメラでは結構流れていましたのに……。

8102325
15-30mm+Z6U
尾張旭市にて。


7
29
 スターリンク衛星 2023

728日に打ち上げられたスターリンクG6-7衛星の隊列が北斗七星を通過して行きました。2等級くらいで、結構明るく青白く輝いて見えましたがなぜでしょうか。

画像をクリックすると動画をご覧いただけます。

7292045分ごろ 動画から切り出し
24-105mm+Z6U
尾張旭市にて。


7
12
 月と木星の接近 2023

月齢23.5の月と木星が接近しました。まだ、昇り初めのこの時には、離角2°くらいでしたが、明け方には1.5°まで近づいています。

7120051
24-105mm+Z6U
尾張旭市にて。


7
11
 肉眼太陽黒点 2023

肉眼黒点が出現しました。太陽メガネの使用だけで見ることができました。なかなか太陽活動が活発になってきました。

7110957
BORG77ED2+1.4xTC+アストロソーラーシート+Z6U
尾張旭市にて。


7
10
 火星とレグルスの大接近と金星最大光度 2023

火星としし座の1等星レグルスが大接近しました。約0.7°まで近づいています。火星もレグルスも1.4等と同じ光度になっていて、等光二重星のようで、派手ではないけれども見栄えがしました。そして、その下には、-4.5等と最大光度になった金星が威光を放っています。

7102013
24-105mm+Z6U
尾張旭市にて。


6
3
 火星とプレセペ星団(M44)の大接近 2023

火星とプレセペ星団が大接近しました。前日の2日の方がもっと接近していたともいえますが、お天気悪く。。。ただ、この日でも火星が星団の一部になっているように見えます。(613日に金星が大接近しましたが、天気悪くて見えず)

632045
180mm+Z6U
尾張旭市にて。


5
31
 超新星SN2023ixf in M101 2023

519日に板垣さんによってM101銀河に発見された超新星SN2023ixfです。超新星としてはとても明るく10等台になっているのではないでしょうか。この夜は街明かりに加えて月齢12の明るい月、薄曇がありましたが、180mm望遠レンズを使用して2秒露光の固定撮影でM101は写らなくても超新星は写りました。上は1枚撮り、下は193コマコンポジットしてM101を描出しています。かなりトリミングしています。

5312349
180mm+Z6U
上:2秒露光1コマ
下:2秒露光×193コマ(超固定撮影)
尾張旭市にて。


5
23
 月と金星の接近 2023

月齢3.8の月と金星が、324日ほどではありませんが接近しました。天気が良くてとても美しかったです。622日には、火星も加わって3天体が接近します。

画像をクリックするとタイムラプス動画をご覧いただけます。

5232210
FRA400+RD+Z6U
尾張旭市にて。


5
11
 金星と火星とカストル・ポルクッス 2023

ふたご座の1等星ポルックスの近くにに火星が並んでいます。火星も同じくらいの明るさなので三つ子のようになりました。金星はこれから7月まで火星に接近して行きます。その前に6月初めに火星が、そして6月中頃に金星がプレセペ星団(M44)に大接近します。

5112131
から連続撮影288コマを比較明合成
24-105mm+Z6
U
尾張旭市にて。


4
22
 月とプレアデス星団(M45)の接近 2023

月齢2.3の細い月とプレアデス星団が接近しました。良い天気でしたが、低空に雲があったようで、沈むところまで捉えきれませんでした。

4222025
から連続撮影340コマを比較明合成
180mm+EOS6D

尾張旭市にて。


4
20
 食分0.01の部分日食 2023

オーストラリアの皆既日食は快晴でしたが、北限界線近くの御前崎では、食分0.01でした。フィルター付の双眼鏡で小さくへこんだ姿は、なんともかわいかったです。日食メガネでは、わかりませんでした。

画像をクリックするとタイムラプス動画をご覧いただけます。

4201428
から2分間隔で撮影した12コマを月基準で合成BORG77ED2
+1.4xTC+
アストロソーラーシート+Z6U
静岡県御前崎にて。


4
12
 金星とプレアデス星団(M45)の接近 2023

数日前から金星とM45が接近しました。雲の無い晴れなのに、猛烈な黄砂の襲来で写りが悪いです。

4121925
180mm+EOS6D
尾張旭市にて。


3
24
 月と金星の大接近 2023

月齢2.7の細い月と-4等の金星が大接近しました。雲の多い日でしたが、切れ間が時々できて見ることができました。時間が経過するともっと接近したのですが、雲にはばまれました。天気は中部圏と北日本以外、全国的に良くなく、南九州から沖縄の金星食は難しかったみたいです。

3241842
180mm+EOS6D
尾張旭市にて。


3
2
 金星と木星の大接近 2023

金星と木星の大接近です。0.5°まで近づきました。2本の幹がスラっと伸びた夫婦アケボノスギのてっぺんに輝いています。アケボノスギはメタセコイアの和名らしいです。夕方なのに曙とは惜しかった。手持ち撮影です。天気が良くなり過ぎて、単調な空になりました。グラデーションはきれいですが。浮雲が出ればワンポイントになったのになあと、贅沢を。。。324日には、金星と月が大接近、九州の南から沖縄では金星食になります。

321829
24-105mm+Z6U
尾張旭市にて。


2
22
 月と金星の接近と木星 2023

月齢2.1の月と金星(-4等)が接近しました。そしてその上には木星(-2.1等)が輝きとても美しい光景でした。そして、金星は徐々に木星に近づいて行き、32日には0.5°まで大接近します。

2221838
24-105mm+EOS6D
名古屋市滝の水公園にて。


2
16
 2022E3 ZTF 彗星 2023

ZTF彗星は7等になりましたが、ほぼ真上にあるということもあって、双眼鏡でよくわかりました。露光をかけると、分子雲に紛れて尾がよくわからなくなりました。

2161911分〜
180mm+EOS6D
旭高原にて。


2
8
 2022E3 ZTF 彗星 2023

ぎょしゃ座のIC405など散光星雲付近を通過中のZTF彗星です。6等と少し暗くなりましたが、双眼鏡で簡単に見つかりました。ただ、尾は写真のようにはわかりません。

281910分〜
180mm+EOS6D
土岐市にて。


1
31
 2022E3 ZTF 彗星 の光跡 2023

ZTF彗星は130日に見かけ上、北極星に10°以内に近づきその後離れて行きますが、31日には北極星から12°くらいのところに位置します。固定撮影で恒星の日周運動を撮ると、ZTF彗星はその固有運動で恒星とは違った光跡を描きました。

1312156分〜2時間23
90mm+Z6U
尾張旭市にて。


1
29
 2022E3 ZTF 彗星 2023

5等になっています。双眼鏡では、広がったコマの中に核が小さくキラッとしています。高度が高くなると、なんとなく緑っぽく、尾というより1°くらいの楕円形に見えました。肉眼でもそらし眼で確認できました。写真ではイオンテイルが5°ほど写りましたが、とても薄いです。彗星恒星基準合成。

1290432分〜
FRA-400+RD+EOS6D
南伊勢町にて。


1
18日〜21
 太陽黒点 2023

黒点の日ごとの移動です。3190黒点群が肉眼黒点になりました。太陽メガネの使用だけで見ることができました。その他にも黒点がいっぱいあって、太陽面が賑やかでした。

118日〜21
BORG77ED2+1.4xTC+アストロソーラーシート+Z6U
尾張旭市にて。


1
17
 2022E3 ZTF 彗星 2023

ZTF彗星は6.5等です。双眼鏡で頭部がわかるようになりました。楕円状に見えます。月明りがありイオンの尾を長く写し出すのは難しいです。24日ごろにアンチテイルが伸びるはずです。

1170140分〜
FCT-100+RD+EOS6D
土岐市にて。


12
29
 月と木星の接近 2022

月齢6の月と木星の接近です。京都の渡月橋で撮りました。川の流れの端(写真の下の方)ではアオサギが獲物を狙っています。12月下旬の夕方には、水星・金星から土星・木星・火星まで惑星全部(見えないけど天王星・海王星も)見える時期だったのですが、雲があったり、水星がどんどん地平高度が低くなったり、暗くなったりで全部は見逃し(撮り逃し)てしまいました。

12291822
15-30mm+EOS6D

京都 渡月橋にて。


12
28
 2022E3 ZTF 彗星 2022

C/2022 E3 ZTF 彗星がかんむり座の中を通過しました。7.5等になっていて、7×50双眼鏡でギリギリなんとかといった感じで確認できました。写真では非常に淡いイオンテイルが伸びているのが写りました。2023112日に近日点通過、1月下旬から2月上旬に地球に近づくので、4等くらいに明るくなって肉眼彗星になってくれないかと期待しています。

上:12280413分〜
180mm+EOS6D
下:0415分〜
FCT-100+RD+EOS6D
土岐市にて。


12
22
 水星東方最大離角 2022

水星が東方最大離角となり見やすくなりました。といっても高度は6°です。日ごとに低くなり、30日には金星と高度が入れ替わります。

12221732
24-105mm+Z6
U
尾張旭市にて。


12
15
 ふたご座流星群 2022

北へ行くほど雲が多そうだったので、知多半島へ行きましたら快晴でした。国内的には太平洋側の天気が良かったようです。1422時の極大予想で、月齢21のまあまあ明るい月があったのですが、まさに、月明りに負けない明るい流星がたくさん飛びました。撮影しながらの“ながら見”ですが、1時間あたり40個くらいを数えました。この写真には最接近後ですがまだまだ明るい火星と、透明度が抜群でしたので、カノープスも写っています。

12150042分〜
15-30mm+EOS6D

知多半島にて。


11
26日と123
 火星 2022

今年は火星中接近の年。121日が最接近で視直径17″になりました。しかし、寒気が入ってシーイングが良くないです。

左:11262229
右:1232143
μ-180+ASI290MC

尾張旭市にて。


11
8
 皆既月食中の天王星食 2022

食の開始から終わりまでみごとな快晴に恵まれました。そして皆既月食中の天王星食という大変レアな現象が。潜入は皆既中に、出現は部分食中に起こりました。天王星を基準に合成しています。

画像をクリックするとタイムラプス動画をご覧いただけます。

1182033分、
21
22
BORG77ED2
+1.4xTC+
Z6U 尾張旭市にて。


11
5
 シリウス2022

101日ごろにシリウスの伴星Bが主星のシリウスから最遠となったようです。これから何年か伴星Bが見られるチャンスですが、冬場のシーイングは良くなく、数年チャレンジしていますが眼視はできていません。CMOSカメラを使うと撮影は何とかできます。ただ、μ-180鏡筒のスパイダーの回折が伴星Bにちょうどかかってしまいます。

1150255
μ-180+ASI290MC

尾張旭市にて。


10
20
 火星と赤星三角 2022

火星が121日の最接近に向けてどんどん明るくなっています。アルデバラン、ベテルギウスと共に赤星三角を作っています。

10200107
15-30mm+EOS6D

旭高原にて。


10
8
 十三夜月 2022

十五夜の中秋の名月は、芋名月と呼ばれ里芋をお供えしますが、十三夜は栗名月としてお団子と栗を供えて月見をします。澄んだ秋の空気になってきました。

1081727
24-105mm+Z6
U
旭高原にて。


9
4
の夜の 木星と土星 2022

土星の衝は815日に過ぎ、木星は927日に衝を迎えます。2大惑星が見頃になっています。秋っぽくなる前のシーイングが良いうちに見ておきたいですがなかなか晴れません。

土星 942332
木星 950117
μ-180+ASI290MC
尾張旭市にて。


8
28
 2017K2 パンスターズ彗星 2022

なかなか晴れなかったのですが、西方向が海ということもあり、越前海岸まで行きました。ところが、彗星は強烈な漁火の中へ沈んで行くという劣悪な状況で、カブリ補正を頑張りました。8等台かと。

8281955分〜
90mm+Z6
U
拡大:1956分〜
FCT-100+RD+EOS6D

越前海岸にて。


8
18
 月・プレアデス星団・火星 2022

722日の火星食は残念でした。北海道以外の地域で見るのは厳しかったようです。約一月たって、また月が火星に近付いてきました。プレアデス星団も近くにあります。次の日には月・火星・プレアデスがもっと接近したのですが、天気が悪く見られず残念でした。

8182341
24-105mm+Z6
U
尾張旭市にて。


7
14
 スーパームーン 2022

近ごろ満月を何とかムーンと呼ぶのが流行っていますが、今回のこれは、スーパームーンです。今年地球に最も近づき大きく見える満月です。NASAはこう呼んでいますが、わが国の国立天文台は定義を決めていないみたいです。それにしてもティコの光条はでかいですね。

7140211
BORG77ED2+1.4xTC+Z6
U
尾張旭市にて。


7
13
 太陽黒点 2022

肉眼でギリギリ見える太陽黒点が現われました。赤道を挟んで南側と北側に黒点群が並んでいます。これからの太陽黒点に期待しましょう。

7131012
BORG77ED2+1.4xTC+
アストロソーラーシート+Z6U
尾張旭市にて。

 

76 月面2022

月面Xが見られました。ただ、今回はVはわかりますが、LEが定かではありませんでした。次に見られるのは93日です。

762101
BORG77ED2+1.4xTC+Z6
U
尾張旭市にて。


6
30
 土星・木星・火星・金星・水星 2022

全惑星が並びました。この写真のサイズではわかりませんが、土星と木星の間に海王星、火星と金星の間に天王星がいます。地球も合わせて全8惑星がこの画角に入っていることになります。

6300338
8-15mm+Z6
U
三国山にて。


6
8
 2017K2 パンスターズ彗星 2022

パンスターズ彗星が9等です。710日ごろにはM10球状星団に接近します。南下して行きますが秋まで8等で見える予想です。

680008
FRA400+RD+EOS6D

土岐市にて。


6
7
 さそり座U反復新星の増光 2022

さそり座の頭部にあるU星は20101月以来の増光で、8等になりました。約10年ごとに増光する反復新星です。今後18等まで急速に暗くなります。

672352
FRA400+RD+EOS6D

土岐市にて。


5
30
 木星と火星の大接近 2022

木星と火星が大接近しました。この時の角距離は37′です。-2.2等で黄色っぽい木星と、0.7等のオレンジ色の火星、同系色の惑星の大接近は色的にも美しく、大小のトパーズが輝いているようでした。

5300346
24-105mm+EOS6D
拡大:μ-180+Z6U
尾張旭市にて。


5
27
 月と金星の大接近 2022

南九州以南で昼間の金星食となりました。当地では14時前に最接近となりました。12時ごろに雲間ができはじめ双眼鏡と肉眼でギリ確認できましたが、撮影しようとしたら雲の通過で見えず、金星が離れたころ撮影できました。が、ファインダーで金星は見えても月は見えず、画像処理で何とか描出できました。

5271440
BORG77ED2+1.4xTC
+Z6
U
尾張旭市にて。


5
2
 金星と木星の接近 2022

1日の朝に金星と木星が、角距離12′まで大接近したのですが天気が悪く見られませんでした。この時は53′まで離れました。雲の切れ間の僅かなチャンスでしたが、-4.1等の金星と-2.1等の木星が並ぶ姿は見ごたえがありました。

上:520359
24-105mm+Z6
U
尾張旭市にて。


4
22
 太陽黒点 2022

大きな黒点群が現れました。太陽メガネをかけて肉眼でギリギリわかります。日没時には太陽用減光フィルターなしで写りました。

上:4221305
下:1822
BORG77ED2+1.4xTC
+Z6
U
尾張旭市にて。


4
20
 土星・火星・金星・木星 2022

土星・火星・金星・木星がほぼ等間隔に並んでいます。この後、51日に金星と木星が大接近します。と、その前に金星と海王星の大接近というのもあります。楽しみです。

4200422
24-105mm+Z6
U
尾張旭市にて。


4
5日夜
 月とすばるの接近 2022

月齢4の月とすばる(M45・プレアデス星団)が接近しました。角距離は4.5°です。満開の桜の中で撮りました。薄雲があって、すばるがわかりづらく残念でした。

452038
180mm+Z6
U
尾張旭市にて。


4
5日朝
 土星と火星の大接近 2022

土星と火星が大接近しました。撮影時の角距離は21′です。黄色味を帯びた土星とオレンジ色気味の火星はどちらも一等星くらいで、等光二重星を肉眼で見ているようでした。

450442
24-105mm+EOS6D
拡大:μ-180+Z6U
尾張旭市にて。


3
9
 おうし座ν星の食 2022

ヒヤデス星団の近くにある、おうし座ν星(4.3等)が月齢7の月に隠されました。北海道ではκ星(4.2等)の食もありましたが、当地では隠れませんでした。

392230
180mm+Z6
U
尾張旭市にて。


2
26
 月・金星・火星 2022

天の川の中の月と金星・火星が昇って来た薄明進行中の早朝です。月齢25でしたが、天の川も写る露出にしたため月は白飛びしました。この後、水星が水平線から上がって来るのですが、靄と薄明の明るさでわかりづらかったです。星ナビ5月号の表紙に! 惑星集合撮影の方法記事も読んでいただけるとうれしいです。

2260518
15-30mm+EOD6D

渥美半島にて。


1
8
 内合間近の沈む金星 2022

7時間後に内合となる金星を風景とともに撮りました。日没10分後、高度1°くらいです。金星の視直径は1′を超える大きさがあります。右の山は御在所岳、その下は名古屋テレビ塔です。

181707 BORG77ED2+1.4xTC
+Z6
U
尾張旭市にて。


1
4
 月と水星の接近 2022

地球照をともなった月齢2の極細い月と水星が接近し、薄明の低空に美しく輝いていました。7日に東方最大離角となる水星が見やすくなっています。

141739 24-105mm+Z6U
尾張旭市にて。


12
30
 2021 A1 レナード彗星 2021

中央にちょろっと写っているのがレナード彗星です。この日は透明度が落ちて残念でしたが、黄道光と撮りました。

画像をクリックするとタイムラプス動画をご覧いただけます。

12301827 15-30mm+Z6U
潮岬にて。


12
28
 2021 A1 レナード彗星 2021

レナード彗星は4等台、和歌山県の潮岬という暗い空で長く伸びた尾が写りました。 上の画像は2秒×93コマの超固定撮影です。海外では信じられないほどの長大な尾が捉えられています。

画像をクリックするとタイムラプス動画をご覧いただけます

上:12281813分〜
180mm+EOS6D

下:1823
24-105mm+Z6
U

潮岬にて。


12
25
 2021 A1 レナード彗星 2021

すごい透明度でした。名古屋の光害越しでも、双眼鏡で彗星がギリギリ見えました。22日の知多半島では双眼鏡で5等が楽に見えたのに彗星はわからず。この日は光害があるのに5等がギリでも彗星が見えたので、明るさを盛り返しているのかな?

12251757分〜
24-105mm+Z6
U

尾張旭市にて。



12
22
 2021 A1 レナード彗星 2021

レナード彗星は、もう一度増光したらしく、海外ではすばらしい写真が撮られていますし、肉眼でも見えたとのこと。名古屋の光害を避けるため知多半島へ赴きましたが、双眼鏡でも確認できませんでした。どうも、21日がピークで、22日には暗くなってしまったようです。ただ、拡大して撮影した画像にコントラスト強調をすると、長い尾が出てきました。この写真で3°、そして写野外に伸びているようです。

上:12221807分〜
FCT100+RD+EOS6D

下:1825
180mm+EOS6D

美浜町にて。


12
18
 2021 A1 レナード彗星 2021

レナード彗星は夕方の西空に移りました。14日にバーストしたとのことで。3等台になったようです。真ん中にちょろっとあるのが彗星です。右上の明るい星は金星です。名古屋の光害越しでも写真には簡単に写りましたが、薄雲もあってか、双眼鏡で見つけ出すことはできませんでした。夕方の低空は難しいです。

12
181744分〜
24-105mm+EOS6D

尾張旭市にて。


12
1415日夜
 ふたご座流星群 2021

14日〜15日の夜は、月齢10の月と光害があっても、夜半前に5分で1個くらいの割合で明るい流星を見ました。さすがふたご群です。

12
142134分〜
15-30mm+Z6
U

尾張旭市にて。


12
1314日夜
 ふたご座流星群 2021

今年は14日の16時ごろが極大予想ということで、13日から14日の夜にまず撮影しました。夜半過ぎから薄明間近まで北に向けて撮影したところ4個写っていました。

12
140227分〜
15-30mm+Z6
U

尾張旭市にて。


12
11
 2021 A1 レナード彗星 2021

太陽に近付いているレナード彗星です。双眼鏡では23°の尾をともなって5等台に見えました。4等には到達していなさそうです。低空とLED街灯の直撃で薄明開始後から撮影した写真ですが、6°程の尾が写りました。

12
110525分〜180mm+EOS6D
土岐市にて。


12
5
 2021 A1 レナード彗星 2021

これから4等になることが期待されているレナード彗星です。3°くらいの尾が写りました。右の球状星団はM3です。3日に最も接近しました。左にNGC5466球状星団も写っています。彗星・恒星基準の合成です。双眼鏡で1度くらいの尾が見えました。6等台になっているでしょうか。

12
50415分〜FRA400+RD+EOS6D
土岐市にて。


11
19
 ほぼ皆既の部分月食 2021

526日のリベンジを果たしました。最大食過ぎごろから晴れわたりました。ほぼ皆既の美しい赤銅色でした。全国的にだいたい見られたようです。

左:11191806BORG77ED2+1.4xTC
+EOS6D
右:1821
24-105mm+EOS 6D
改尾張旭市にて。


11
8
 昼間の金星食 2021

2012814日以来の国内で起こった金星食です。もっとも、この日は分厚い雲に覆われ見ることはできませんでした。今回も曇りの予報だったのですが、空に雲は多く、潜入は少し雲にかかったものの、出現は、雲の到達前のクリアな青空で、望遠鏡で見ると2分以上かけてジワジワと金星が出てくるところを堪能できました。三日月にポツンと寄り添う金星を肉眼でも見ることができました。西日本では雲ってしまったようです。

潜入:1181344
出現:1431
BORG77ED2+1.4xTC
+EOS6D
尾張旭市にて。


11
5
 67P チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星 2021

チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星がふたご座のカストルとポルックスの近くを通過中です。10等とそれほど明るくないのですが、細い尾が写りました。冬の間しばらくふたご座とかに座にいます。

1150158
180mm+EOS6D
旭高原にて。


9
10
 月と金星の接近 2021

月齢3の月が金星に接近しました。昼間は晴天だったのですが、夕方には西から雲がやってきて、ギリギリ見ることができました。

9101845
24-105mm+EOS6D
尾張旭市にて。


9
10
 太陽黒点 2021

ちょっと大きめの黒点群が出現しました。でも、肉眼で見ることは少々きついです。これから黒点が増えてくることに期待です。

9101017
BORG77ED2+1.4xTC+
EOSKissX4 
尾張旭市
にて。


9
9
 金星と月と水星 2021

晴れ間の少ない中、久し振りにとても透明度の良い日となりました。-4.1等の金星と月齢2の細い月が空の色と共に美しく、沈みかけた0.1等の水星も写っていました。

991900
24-105mm+EOS6D
尾張旭市にて。


8
27
 土星と木星 2021

82日に土星が衝、20日に木星が衝で、2大惑星の見頃です。ただ、この夏は天気が良くなくて、あまり見ることができていないのが現状です。

土星 8272144
木星(左) 8272154
木星(右) 8272304
μ-180+ASI290MC
尾張旭市にて。


8
23
 ガニメデによるエウロパの食 2021

6年ごとに起こる木星の衛星の相互現象で最後の食だったのですが食の始め51分には雲が厚くなり、食を確認できませんでした。今年は主な相互現象は全部天気に恵まれませんでした。

8232341
μ-180+ASI290MC

尾張旭市にて。


8
10
 へびつかい座RS 反復新星 2021

89日にへびつかい座のRS星が増光しました。4.8等ほどまで明るくなりました。189819331958196719852006年と爆発が記録され、15年ぶりとのことです。明るい市街地の空では肉眼でわかりませんでしたが、双眼鏡で簡単に見えました。

8102233
24-105mm+EOS6D

尾張旭市にて。


8
7
 2021O1西村彗星 2021

西村栄男さんによって722日に発見された彗星です。11等とのことで薄明中の低空ではどこに写っているのかはっきりわかりません。矢印の先のこれか?かなりトリミングしています。
星ナビ10月号
、西村さんへのインタビュー記事を書きました。

870402
180mm+EOS6D

尾張旭市にて。


7
13
 金星と火星大接近と月 2021

金星と火星が0.5°まで大接近しました。-3.9等と非常に明るい金星に対し、1.8等の火星は雲もあって見ることはできませんでした。少し離れたところに月齢3の月があります。前日は月も金星と火星に接近していておもしろい光景になったはずでしたが、雲が厚く見られませんでした。

7132008
24-105mm+EOS6D

尾張旭市にて。


5
26
 皆既月食(残念) 2021

当地では厚い雲に阻まれ残念ながら皆既月食を見ることはかないませんでした。部分食が終った頃、雲が若干薄くなりました。この写真では、半影食で月の右の方が微妙に暗くなっています。東北、北海道、沖縄では見られたようです。

5
262157
BORG77ED2+1.4xTC
+EOS6D

尾張旭市にて。


5
13
 水星と月と金星 2021

月齢2の細い月を挟んでの水星と金星です。雲があって3天体同時にちゃんと見られませんでした。この時、水星が10°くらいの高い位置にありました。17日が東方最大離角です。

5
131941
24-105mm+EOS6D
尾張旭市にて。


5
10
 V1405 Cas カシオペヤ座新星 2021

318日に中村祐二さんによって発見されたカシオペヤ座新星が5等級の肉眼新星になりました。街明かりのある当地では肉眼で確認できませんでしたが、双眼鏡では簡単に見ることができました。

5
100121
24-105mm+EOS6D
尾張旭市にて。


5
3
 2020R4 アトラス彗星 2021

ATLASC/2020 R4)彗星が10等くらいになりました。尾がイオンとダスト両方とも少しですが写っています。これから暗くなっていきます。

5
32349分〜
FRA400+RD+EOS6D

設楽町にて。


4
19
 月面X 2021

月面Xもすっかりポピュラーになって、見慣れてきたためか、すぐにわかるようになりました。今年は月面Xの当たり年です。今回は偶数月に6回あるうちの2回目でした。次は617日です。他にLOVEなどもあります。これらは写真ではそれらしく見えますが、実際眼視すると、クレーターであることが見分けられてアルファベットとするには、ちょっと強引かなぁという感じです。

4
192033
BORG77ED2+1.4xTC
+EOS6D
尾張旭市にて。


3
23
 ふたご座κ星の食 2021

ふたご座κ星(3.6等)が月に隠されました。影の部分に入る暗縁潜入直前です。まだ薄明中でしたが、κ星はファインダーでも見えました。

3
231847
FCT-150+30mm
+PowerShot S120
京都市にて。


3
19
 火星・アルデバラン・月・M45ISS 2021

火星とアルデバランそして月齢6の月がニコちゃんマークをつくりました。おまけにプレアデス星団と月の間をISSが通過しました。

3
191900
24-105mm+EOS6D
尾張旭市にて。


3
11
 土星・木星・水星と月 2021

35日に西方最大離角になった水星と土星、木星、月齢27の細い月が並びました。5日と6日には水星と木星が0.5°くらいに大接近しましたが、天気が悪く見えませんでした。

11
0529
24-105mm+EOS6D
尾張旭市にて。


3
10
 火星とすばる(M45) 2021

3月上旬に火星とすばる(M45)が2.5°くらいまで接近しましたが、徐々に離れて行くところです。紅梅と共に撮りました。

3
102239
180mm+EOS6D
尾張旭市にて。


12
22
 木星と土星の大接近 2020

木星と土星は、この時点でまだ7.3′と超接近した角距離にあります。快晴でしたが昨日よりは透明度が落ちました。これから徐々に離れて行きますが、次にこれほどまでに接近するのは60年後です。明るい金星と木星との超大接近はあるのでしょうか。木星と土星の超大接近を見終わった後、こんな贅沢なことを考えているのでありました。で、調べてみたら、202251日早朝の東の空で14分まで近付きますよ!

12
221734
24-105mm+EOS6D
拡大:1739分 BORG77ED2+1.4xTC
+ASI290MC
尾張旭市にて。


12
21
 木星と土星の大接近 2020

ついに木星と土星の超大接近です。この時の角距離は6.7′。二つの惑星はなんとか分離して見えました。パッと見は、-2等の木星の輝きに0.6等の土星が負けて一つに見えているような印象で、二惑星が重なってさらに明るさを増すというのを期待していましたが、そんな感じではありませんでした。望遠鏡を覗くと、環のある土星とガリレオの四大衛星をともなった木星が同じ視野にあり、とても感動しました。

12
211734
24-105mm+EOS6D
拡大:1727分 BORG77ED2+1.4xTC
+ASI290MC

尾張旭市にて。


12
17
 月と木星と土星の接近 2020

木星と土星が1221日の大接近に向けてどんどん近づいてきましたが、そこに月齢3の月が加わりました。とても寒い日で、かすかな月柱が見られます。

12
171800
180mm+EOS6D
 尾張旭市にて。


12
13
 ふたご座流星群 2020

今年のふたご座流星群は、月明りがなく大いに期待していましたが、14日の昼間10時に極大予想されていたためか、明るい流星は時々飛ぶもののちょっと低調な感じでした。おまけに23時くらいから雲が空全面を覆ってしまいました。明るい流星が写りましたが、それも薄雲の向こうで残念でした。

12
132322
15-30mm+EOS6D
 土岐市にて。


12
13
 月と金星の接近 2020

月齢28の極細の月と金星が大接近しました。月の出頃には、0.5°にまで近付きましたが雲に阻まれ、この撮影時には約1°に広がりました。

12
130613
180mm+EOS6D
 尾張旭市にて。


11
30
 半影月食 2020

雲の切れ間から見る半影月食となりました(左)。月食が終わった右の写真と比べると、右上の部分が僅かに暗くなっています。

左:11301922
右:2106
BORG77ED2+1.4xTC
+EOS6D
尾張旭市にて。


11
28
 太陽黒点 2020

最近太陽黒点が増えてきました。この黒点は望遠鏡や双眼鏡を使わなくても見える肉眼黒点となっています。NASANOAAは、新たな活動周期が始まったと9月に発表しました。太陽活動は11年周期ですが、201912月が極小期だったとしています。

11
280947
BORG77ED2+1.4xTC+EOSKissX4
 尾張旭市にて。


11
24
 2020S3 エラスムス彗星 2020

エラスムス彗星が7等になっているとのことで早朝に撮影しました。超固定撮影で2秒露光×494コマコンポジットしたら、市街地からでも4度以上の尾が写りました。これから6等になる予想ですが、太陽に近すぎて観察が難しくなります。

11
240453分〜
180mm+EOS6D
改 尾張旭市にて。


11
14
 金星・水星・月 2020

早朝、月齢28の月と水星が約1.5°まで近づきました。前日には金星にも接近しています。極細の月は地球照をともなっていて、朝焼けに輝いていました。美しい朝でした。11日に西方最大離角だった水星は-0.7等と明るく、月も近くにあったので、すぐにわかりました。

11
140531
24-105mm+EOS6D
 尾張旭市にて。


11
13
 2020M3 アトラス彗星 2020

627日に発見されたアトラス彗星がオリオン座を南から北へ通過しています。8等になっています。M42から三ツ星の右(東)を通って、これからぎょしゃ座の方へ向かいますが、暗くなっていく予想です。

11
132334
180mm+EOS6D
改 土岐市にて。


10
31
 今年最少の満月 2020

左の48日の今年最大の満月(スーパームーン)と比べると。14%ほど小さくなります。並べると大きさの違いがわかります。最近はミニマムムーンとかマイクロムーンとかとも呼ばれます。ブルームーンでもありました。

左:480047
右:10312135
BORG77ED2+1.4xTC
+EOS6D
尾張旭市にて。


10
11
 火星 2020

火星は106日に最接近となりました。視直径は11日でもほぼ変わりません。オーロラ湾がこちらに向いています。南極冠は小さくなっていますがキラッと見えます。北極フード(北極雲)も白く確認できました。

10
112315
μ-180+ASI290MC
尾張旭市にて。


9
14
 月とプレセペ星団と金星の接近 2020

月齢26の月とプレセペ星団(M44)と金星が接近しました。三日月くらいの欠け方とはいえ月は明るく、双眼鏡の視野外にしないとプレセペ星団はよくわかりませんでした。

9
140317
180mm+EOS6D
尾張旭市にて。


8
2526
 木星・土星・火星 2020

木星のNTBs jetstream outbreakの白斑がよくわかり、白斑BAが大赤斑のすぐ南にあり、興味深い木星面になっています。火星がだんだん大きくなってきました。

木星 8252215
土星 8252225
火星 8260033
μ-180+ASI290MC
尾張旭市にて。


8
13
 ペルセウス座流星群 2020

今年のペルセウス座流星群は1222時が極大予想でしたが雲が多かったことも重なり低調でした。でも、夜半過ぎから飛び始めました。そして予想を覆して、翌日13日の夜半前に多く出現したようです。

8
130048
15-30mm+EOS6D
中津川市にて。


7
31
 2020F3 ネオワイズ彗星 と Mel.111 2020

やっと晴れました(81日東海地方梅雨明け宣言)。双眼鏡でぼんやり若干緑がかった丸い頭部と1°程の尾が見えます。5等台です。かみのけ座散開星団Mel.111に見かけ上接近しています。月齢11の明るい月があっても、イオンの尾まで写りました。2.5秒露光×208コマの超固定撮影です。超固定撮影については、拙書「驚きの星空撮影法」(←今さらながら大層なタイトルであります。汗)に書いています。

7
312021分〜
180mm+EOS6D

美浜町にて。


7
16
 2020F3 ネオワイズ彗星 2020

夕方の西の空に見えるようになった2020F3 NEOWISEです。といっても梅雨時の空は難敵で雲の切れ間にやっと、海外のような雄姿には及びません。街明かりが強烈で見づらいですが、双眼鏡なら薄雲を通しても見つけられrます。
(画像をクリックするとタイムラプス動画がご覧いただけます。)

7
162012
24-105mm+EOS6D

尾張旭市にて。


7
13
 2020F3 ネオワイズ彗星 2020

全国的な豪雨があり、星空が見えない中、雲の切れ間から2020F3 NEOWISEを見ることができました。肉眼ではぼんやりしていましたが、双眼鏡ではキラっと集光強く、尾が2°程見えます。雲がなければもっと長いでしょう。1等台になっていると思われます。早く梅雨が明けてほしいです。
(画像をクリックするとタイムラプス動画がご覧いただけます。)


7
130319
24-105mm+EOS6D
尾張旭市にて。


6
21
 部分日食 2020

当地では雲越しに太陽の輝きはわかるものの輪郭のはっきりしない残念な部分日食となりました。太平洋側以外で見られたところが多かったようです。台湾では、夏至の金環日食になりました。

6
211737
BORG77ED2
+1.4
×TC+EOS6D+ASS
尾張旭市にて。


6
6
 半影月食 2020

早朝、低空の半影月食でした。左下が僅かに暗くなっています。薄雲越しの薄明の空に艶のない赤い満月が浮かんでいました。月が赤いのは大気によるもので、皆既月食とは違います。

6
60400
BORG77ED2
+1.4
×TC+EOS6D
尾張旭市にて。


5
28
 2020F8スワン彗星と2017T2パンスターズ彗星 2020

2020F8 SWANは、5月初めにに5等まで明るくなり、南半球ではみごとな尾が撮影され、明るくなると期待されましたが、北半球で見えるようになったころには減光し集光のない姿になってしまいました。分裂してしまった2019Y4 ATLAS同様、期待を裏切られてしまいました。
2017T2 PANSTARRS
は、アンチテイルが伸びていて、8等台です。これから徐々に暗くなりますが、まだしばらく見られます。

上:5282011分〜
下:290005分〜
FCT-100+RD+
EOS6D 設楽町にて。


4
27
 スターリンク衛星 2020

SpaceX社が423日(日本時間)に60機打ち上げたStarlink 6 通信衛星です。太陽光を反射した光の点が次々と通過して行きます(シャッター速度2.5秒で線状になっています)。425日、27日、29日、30日と追いかけましたが、27日が一番良く、29日はちょっとだけ見えましたが、25日と30日はわかりませんでした。衛星にバイザーを付けて反射しないようにする計画があるそうなので、近い将来このようには見えなくなるかもしれません(その方が天体観測的には良いのですが)。
(画像をクリックするとタイムラプス動画がご覧いただけます。)

4
27201033秒〜1152
15-30mm+EOS6D
尾張旭市
にて。


4
10
 水星探査機 ベピコロンボ 2020

2025年に水星軌道に入る予定の水星探査機ベピコロンボです。減速スイングバイのために地球に接近しました。13等くらいです。他の人工天体や飛行機の光跡が賑やかです。

4
41949分〜2058
FCT-100+RD+EOS6D
尾張旭市
にて。


4
4
 金星とプレアデス星団の大接近 2020

-4.4等できらめく金星とプレアデス星団(M45)が大接近しました。満開の桜と撮ってみました。

4
41924
180mm+EOS6D
尾張旭市
にて。


3
25
 木星・火星・土星の接近 2020

早朝、昇る天の川を追って、木星・火星・土星が斜めに並んでいます。火星は41日に土星の0.9°まで近付きます。

3
250331
15-30mm+EOS6D
設楽町
にて。


3
24
 2019Y4 アトラス彗星とM8182 2020

5月に肉眼彗星になるのではと期待されているアトラス彗星。8等で、口径13cmの望遠鏡で淡く見えました。この口径では集光はわからなかったのですが、40cmならはっきりとしました。この領域を長時間露光すると高銀緯分子雲が写ります。

3
242221分〜
180mm+EOS6D
設楽町
にて。


3
19
 火星・木星・月・土星の接近 2020

月齢24の月と火星・木星・土星が接近しました。火星は土星の方向へ日々移動して行きます。早朝、南東の空に美しく並んでいます。

3
190508
180mm+EOS6D
尾張旭市
にて。


3
2
 おうし座ε星の食 2020

ヒヤデス星団を構成する星の一つおうし座ε星(3.5等)が月に隠されました。ヒヤデス星団食とも呼びますが、次に日本で条件良く見られるのは2031年だそうです。

3
22214分〜
180mm+EOS6D
尾張旭市
にて。


2
2
 2020A2 岩本彗星 2020

19日に岩本さんがまたもや彗星を発見されました。201912月以来で、自身4個目となります。11等ですが、コマが比較的容易に写りました。下のパンスターズ彗星の写真と同縮尺です。

2
20500分〜
FCT-100+RD+EOS6D
紀北町
にて。


2
1
 2017T2 パンスターズ彗星と二重星団 2020

パンスターズ彗星が二重星団のそばを通過して行きました。青緑色のコマに尾も僅かに写っています。現在9等で4月〜5月には7等にならないかと期待されています。

2
12345分〜
FCT-100+RD+EOS6D
紀北町
にて。


2
1
 月面XLOVE 2020

月面「X」が好条件で見られました。撮影した写真をよく見ると、その他に月面「LOVE」も確認できました。これは、愛媛県の竹尾 昌さんが見つけ、NASAとミシガン工科大学によるWebページ Astronomy Picture of the Day に紹介されています。Eはひっくり返っています。

2
12040
FCT-100+LE18mm+PowerShot S120
紀北町
にて。


2
1
 ベテルギウスの減光 2020

ベテルギウスが1.6等まで減光しています。四捨五入すると2等星になってしまいました。アルデバランより暗く、右隣の2等星ベラトリクスと同じくらいの明るさに見えます。(210日前後頃から復光しています)

2
12018
15-30mm+EOS6D
紀北町にて。


1
11
 半影月食 2020

日食と月食はセットで起こることが多く、1226日の日食の次の満月は半影月食になりました。比較的深く半影に入ったので、半影月食にしては、陰った感じが望遠鏡で拡大して見るとよくわかりました。途中から薄雲がやってきました。

1
110210分〜30分間隔 食最大0410
BORG77ED2
+1.4
×TC+EOS6D
尾張旭市にて。


12
26
 グアム金環日食 2019

中東から始まりインド、シンガポール、インドネシアを駆け抜けグアム島でも金環日食になりました。グアム観光の中心地タモンでは、金環食帯の中心線に近く、そこにあるホテルの14階から撮影しました。金環食時の高度は14度、その後、復円しながら日没となりました。

12
26日 金環1656分(現地時刻)
24-105mm+EOS6D

グアム島タモン湾にて。

星ナビ3月号の表紙に!


12
14
 ふたご座流星群 2019

月齢18の明るい月がありましたが、さすがにふたご群明るい流星が飛んでいました。21時半ごろから2時間半の間に明るいのが6個写りました。夜半過ぎには雲が広がりました。

12
142142分〜
15-30mm+EOS6D

尾張旭市にて。


11
1
 恒星間天体 2I Borisov ボリソフ彗星 2019

オウムアムアに次ぐ2例目の恒星間天体として発見されたボリソフ彗星です。すぐ右上の星が16.83等で、16等くらいであることがわかります。12月には15等になる予想です。

11
10421分〜
FCT-100+RD+
EOS6D 設楽町にて。


10
20
 ふたご座η星の食 2019

ふたご座η星プロプス(3.3等)の食がありました。当地では、潜入時に雲が多く、見られませんでしたが、暗縁からの出現後捉えることができました。

10
200216
BORG77ED2
+1.4xTC+
EOS6D  尾張旭市にて。


9
6
 月と木星の接近 2019

上弦の月と-2等で存在感のある輝きを放つ木星が接近しました。実際の夜空では、この写真よりもっと近くに寄り添った感じに見えました。8日には土星に接近しましたが、雲が多くて両方同時に見られませんでした。

9
62232
180mm+EOS6D

1/80
から0.8秒の7コマをHDR合成
尾張旭市にて。


9
3
 新星爆発 いて座V3890 2019

29年ぶりに新星爆発したV3890です。反復新星と呼ぶそうです。827.870日に6.7等に大増光しました。天気に恵まれず、やっと撮れたこの写真では、9等台になっています。薄雲越し、2秒×95コマの超固定撮影です。

9
32005
180mm+EOS6D

尾張旭市にて。


8
13
 ペルセウス座流星群 2019

今年は月齢12の明るい月がほぼ一晩中あって流星を見るには条件が良くありませんでした。雲も時々通過していました。でも、例年のように活発に飛んだようです。

8
130300
15mm+EOS6D
尾張旭市にて。


8
7
 旧暦七夕 2019

伝統的七夕とも呼ばれる、昔からの旧暦七夕は今年87日でした。旧暦の7日なので、半月くらいの月があります。彦星を乗せる船にも見立てられます。空の良いところでは、薄いですが天の川も見ることができます。夜半前に月は沈みます。

8
72103
8-15mm+EOS6D
土岐市にて。


6
25
 水星・火星 2019

24日が水星(0.7等)の東方最大離角でした。18日に火星(1.8等)と大接近しましたが、徐々に離れています。

6
252021
24-105mm+EOS6D
旭高原にて。


6
3
 木星・土星 2019

惑星が見頃の季節となりました。11日には木星が衝になります。その木星は、赤道が黄色っぽくなっています。大赤斑の周りも忙しくなっています。

木星:632333
土星:640118
μ-180+ASI290MC

尾張旭市にて。


5
8
 映日と幻映日 2019

日暈(Sunhalo)を伴った太陽の右に幻日(Sundog)、これらは地上でも時々見かけますが、太陽の下に現れた映日(Subsun)とその右側の幻映日(Subsundog)は機上などからしか見ることのできない珍しい大気光学現象です。

581651 +PowerShot S120 機上にて。


4
4
 天の川の中の木星 2019

今年の木星はへびつかい座にあり、夏の天の川の中で、-2等という際立った明るさを放っています。

440223分〜
50mm+EOS6D
設楽町にて。


3
1
 2018Y1 岩本 彗星 2019

岩本彗星が散開星団M38と勾玉星雲の間を通過していきました。7等台ですが。春霞で空はぼんやりしていますが、双眼鏡で丸く存在がわかりました。集光は感じませんでした。

311913分〜
FCT-100+RD+EOS6D

設楽町にて。


2
26
 2018Y1 岩本 彗星 2019

岩本彗星がぎょしゃ座の散開星団や散光星雲のフォトジェニックな領域を通過中です。7等ですが、天頂付近ということもあり、双眼鏡で、簡単にわかりました。

2261945分〜
180mm+EOS6D

土岐市にて。


2
15
 2018Y1 岩本 彗星 と M44 2019

13日に地球へ最も近づいた岩本彗星は、M44(プレセペ星団)の近くを高速で通過して行きました。双眼鏡では中央集光の感じられない球状に見えました。6等台になっています。写真には短い尾が写りました。

2150209分〜
24-105mm+EOS6D
拡大:FCT-100+RD+EOS6D
旭高原にて。


2
1
 月と金星の接近 2019

月齢26の細い月と金星が接近しました。その角距離は約2°です。少し離れたところには木星も。早朝のとても美しい光景でした。

210613
24-105mm+RD+EOS6D
尾張旭市にて。


1
30
 2018Y1 岩本 彗星 2019

これからさらに明るくなることが期待される岩本彗星です。8等くらいでしょうか。双眼鏡であるようなないような。NGC5054など小さな銀河が群れているところを通過中です。

1300104分〜
FCT-100+RD+EOS6D

紀北町にて。


1
13
 月面X 2019

月面Xが現れました(下)。上には月面Vも見えます。最近、月面アルファベットが流行っています。次の月面X212日その次は412日ということですが、どちらも昼間です。

1132153
μ-180+LE18+PowerShot S120
尾張旭市にて。


1
6
 部分日食 2019

薄雲越しの部分日食でした。厚い雲ではなかったため全経過を見られたものの、結局ずっと雲に覆われていました。太平洋側の地方では、雲はあったものの概ね見られたようです。

連続:160840分〜1140 5分間隔 24-105mm+EOS6D
拡大:1015 BORG77ED2+1.4xTC+
EOS6D 
尾張旭市にて。


1
4
 しぶんぎ座流星群 2019

今年のしぶんぎ座流星群の極大予想は4日のお昼11時でした。2時ごろから6時まで4時間連写しましたが、明るく写っていたのはこの1枚だけでした。ピーキーなしぶんぎ群は難しい…。

140539
14mm+EOS6D
尾張旭市にて。


1
2
 月と金星の接近 2019

月齢26の月と金星が約0.7°にまで接近しました。これくらい近付くとと見応えがあります。雲があって残念でしたが、-4.5等の金星は雲越しにもかかわらず威光を放っていました。

120558
24-105mm+EOS6D
尾張旭市にて。


12
14
 46P Wirtanen彗星 2018

ふたご座流星群とウィルタネン彗星が同時に見える贅沢。肉眼でもすごく淡いですが、丸く見えました。双眼鏡では、0.5°くらいに広がったコマがごくかすかに緑色っぽく感じたのですが、中央集光がわかりません。なので、何等級なのか見積もりが難しいです。4等台でしょうか。写真では、細い尾が写りました。下は、σクリップでメトカーフコンポジットをして、尾をわかりやすくしました。

12142347分〜
FCT-100+RD+EOS6D
設楽町にて。


12
14
 ふたご座流星群と46P Wirtanen彗星 2018

風も吹き寒い(-3℃)夜でしたが、快晴に恵まれ、流星が飛びまくったふたご座流星群でした。やはり、かつてより増えているような気がします。少なくともペルセウス座流星群より、確実に多く飛んでいるでしょう。ウィルタネン彗星が青緑色に大きく写りました。赤い散光星雲との色対比がきれいです。ウィルタネン彗星の下に火球が入っていればと思いますが、そんなに簡単にはいきません。

12142346分〜
24mm+EOS6D IR

設楽町にて。


12
7
 火星と海王星の大接近 2018

この数日火星と海王星が接近していましたが、この日は角距離約2.5′の大接近でした。ただ、薄雲、低空、悪条件で、肉眼では0等の火星が辛うじて見える程度、7.9等の海王星は望遠鏡でギリギリ薄暗く見えました。でも、オレンジとブルーは印象的でした。火星像は露出が違い過ぎるのではめ込みです。

1272213
μ-180+ASI290MC
尾張旭市にて。


11
20
 2018V1 Machholz-藤川-岩本 彗星 2018

この彗星は、118日未明に彗星捜索のベテラン、藤川さんと岩本さんが発見しました。一足先の7日にアメリカのマックホルツさんが発見しています。日本人による発見は岩本さんの20133月以来です。東の低空ですが、透明度が良かったためか双眼鏡でわかりました、7等台になっているでしょうか。写真では、淡いイオンの尾が写りました。

11
200438分〜
FCT-100+RD+EOS6D IR

設楽町にて。


11
1
 64P Swift-Gehrels彗星と46P Wirtanen彗星 2018

スイフト・ゲーレルス彗星がアンドロメダ銀河M31に近付きました。10等くらいでしょうか。尾はありませんが、暗い割にはしっかり写りました。そして、12月に4等で肉眼彗星になることが期待されているウィルタネン彗星。8等くらいになっています。ただ、双眼鏡では全くわかりません。ろ座にあってまだ高度20°程しかないからでしょう。こちらの彗星も尾がありません。

上:1112304分〜
180mm+EOS6D

下:2304分〜 FCT-100+RD+EOS6D IR
設楽町にて。


9
19
 21P Giacobini-Zinner 彗星 2018

ジャコビニ・チンナー彗星は、M35、クラゲ星雲、モンキー星雲付近を通り抜けて行きました。明るさは7等。天の川がギリギリ見える程度のところですので、双眼鏡ではあるようなないようなよくわかりませんでしたが、写真には尾がそこそこ立派に写ります。

9
190336分〜
180mm+EOS6D

土岐市にて。


9
6
 火星・土星・木星・金星 2018

西の水平線に沈む前の金星から木星、土星、火星の四惑星がしばらく見えています。赤く写っているのは大気光ではないかと思います。

9
62029
14mm+EOS6D

西表島にて。


8
25
 火星の衛星 フォボスとダイモス 2018

火星の衛星です。フォボスは、火星に近いところを公転しているので、最も離れたころに狙いました。このような撮影には副鏡スパイダーが不利です。火星像は露出が違い過ぎるのではめ込みです。

8
252254
μ-180+ASI290MC
尾張旭市にて。


8
14
 火星 2018

まだベールがかかったような感じですが、模様はわかりやすくなってきました。中央はタルシス三山、右下にオリンポス山が見えます。

8
142250
μ-180+ASI290MC
尾張旭市にて。


8
5
 21P Giacobini-Zinner 彗星 2018

NGC7822の近くを通過したジャコビニ・チンナー彗星です。8等で双眼鏡でも存在はわかりませんが、彗星らしい姿に写ります。

8
52226分〜
FCT100+RD+EOS6D
改 設楽町にて。


8
3
 火星 2018

731日の最接近時、この地は雲が多く拡大撮影ができませんでした。火星表面は、まだクリアではありませんが、撮影してコントラストをつけると見えてきました。眼視では、大きなオレンジボールに少し暗い部分があるなぁといった感じです。

8
30121
μ-180+ASI290MC
尾張旭市にて。


7
25
 火星 2018

15年ぶりの大接近、731日まで後1週間となりましたが、531日ころに発生したダストストームの影響はまだ続いており、表面模様がはっきりしません。視直径は、最接近のときとほぼ同じくらいの大きさになっています。

7
250036
μ-180+ASI290MC
尾張旭市にて。


7
12
 木星・土星・火星 at Bali 2018

バリ島での撮影です。日本では、南中高度の低い惑星が、天頂付近まで昇るので、シーイングが良く口径を一回り大きくしたように見えました。

木星:712148
土星:712346
火星:720120
μ-180+ASI290MC
インドネシア バリ島にて。


6
910
 木星・土星・火星 2018

シーイングも良くなってきて、惑星も一晩で順番に撮れます。土星には白斑が出現しています。火星は大接近に向けて急速に大きさと明るさを増してきましたが、砂嵐によって、従来の模様がよくわからない!

木星:692226
土星:6100124
火星:6100235
μ-180+ASI290MC
尾張旭市にて。


5
4
 矮新星 V392 2018

中村祐二さんが429日に6.2等級で発見したペルセウス座の新星です。矮新星として変光星名がついていました。肉眼等級とも言われましたが、51日には8等と暗くなり、この写真でも8等くらいで写っています。

5
42015
24-105mm+EOS 6D
尾張旭市にて。


3
29
 天宮1号(Tiangong 1) 2018

中国の宇宙ステーション実験衛星、天宮1号の光跡です。2等級くらいの光点が移動していくのが見えましたが、写真では薄明の明るさでわかりにくくなってしまいました。制御不能でどこに落下するか注目されましたが、この後42日に南太平洋上で大気圏再突入しました。

3
290458
24-105mm+EOS 6D
尾張旭市にて。


3
25
 火星とM8 2018

M8M20の間を抜けてきた火星です。42日には土星とM22の間を通過します。そして、夏の大接近に向けどんどん明るくオレンジ色を増していくでしょう。

3
250427
180mm+EOS 6D

恵那市にて。


3
17
 金星と水星 2018

宵の明星と水星です。34日に金星に近づいた水星ですが、16日が東方最大離隔で最も高度が高く見やすい位置となりました。

3
171844
24-105mm+EOS 6D
尾張旭市にて。


1
31
 皆既月食 2018

3年ぶりの皆既月食です。かに座のプレセペ星団(M44)の付近で起こりました。皆既食最大となる2230分の10分くらい前頃から雲が厚くなってきましたが、美しくしっとりとした姿を見ることができました。M44は撮ることはできましたが、薄雲のせいか双眼鏡ではわかりませんでした。
(画像をクリックすると皆既月食のタイムラプス動画がご覧いただけます。)

上:1312148分〜
BORG77ED2+1.4xTC+EOS6D
 
下:2213
180mm+EOS 6D

尾張旭市にて。


1
7
 木星と火星の大接近 2018

-1.8等で輝く木星と1.4等でオレンジ色の火星が大接近しました。その角距離はこの時点で13′。もうくっつきそうな間隔です。右は望遠鏡での拡大でガリレオの四大衛星と共に。

左:170535
24-105mm+EOS 6D
右:0531分 μ-180+EOS KissX4 HDR合成 尾張旭市にて。


1
4
 しぶんぎ座流星群 2018

月齢16の明るい月が一晩中輝く中での流星群でした。ピークは45時ということで、2時間半ほどカメラを連写モードで仕掛けましたが、写ったのは3個。実は寒すぎて見ておりません。ふたご群くらい飛んでくれれば気合も入るのですが…。

1
40227
14mm+EOS6D
尾張旭市にて。


1
2
 スーパームーン 2018

2018年早々の満月がスーパームーン(近地点通過の頃の満月)となりました。昨年124日の満月と同じくらいの大きさです。やはり、なんとなく大きく見えます。そしていよいよ、131日はスーパームーンでブルームーンで皆既月食です。

1
20152
BORG77ED2+1.4xTC+EOS6D
 尾張旭市にて。


12
1314
 ふたご座流星群 2017

今年のふたご座流星群の極大は14日の昼間15時とのことで、13日と14日の二晩楽しめたのですが、13日の夜に太平洋側の地域で天気の良い所が多く、一晩中流星を見ることができました。やはり、晴天であれば流星を見るのも撮れるのも多く1時間あたり50個は飛んでいました。33分ごろには火球も飛び(写真中央)永続痕が認められました。その永続痕の広がりも比較明合成してみました。ふたご群と違う放射点からの流星(かみのけ座流星群?)も写り、賑やかな写真となりました。
(画像をクリックするとふたご座流星群のタイムラプス動画がご覧いただけます。)

12
140021分〜0441
24mm+EOS6D IR
改 土岐市にて。


12
4
 今年最大の満月 2017

左が今年最大の満月です。スーパームーンと報道していたところがありますが、NASAの定義では、距離と位相がずれているのでスーパームーンとは呼びません(※今回のもNASAはスーパームーンと呼んでいるサイトを発見してしまいました。よく分からないスーパームーンの定義。本物のスーパームーンはエクストリーム・スーパームーンと言うそうな…)。来年12日は、スーパームーンです。69日には右の写真のように最小の満月になりましたが、このように並べてみると随分大きさが違います。

左:1240045
右:692215
BORG77ED2+1.4xTC+EOS6D
 尾張旭市にて。


11
12
 レグルス食 2017

しし座の1等星レグルスが月から出てきたところです。月の暗縁からの出現だったので、肉眼でもなんとか見えた地球照からポツンとレグルスが確認できました。双眼鏡なら簡単に見られました。このレグルス食の潜入は、月の出前でした。

11
120040 180mm+EOS6D
尾張旭市にて。


9
29
 2015 ER61 PANSTARRS 2017 O1 AASSN 2017

パンスターズ彗星(13等)がM45付近。エイサスエスエヌ彗星(9等)がカリフォルニア星雲付近を通過中です。撮影光学系の違いにより拡大率は同じではありません。

9
29
左:0317分〜 FCT-100+EOS6D
右:0059分〜 180mm+EOS6D改 設楽町にて。

 

98 太陽黒点 2017

久々に大きな黒点(2673黒点群)が出現しました。特に右下の黒点付近からは11年ぶりにX9のフレアが現れ、電波障害が心配されました。この磁気嵐による見事なオーロラが見られたようです。

9
80945 FC-50+EOS Kiss X4 尾張旭市にて。


9
3
 小惑星 Florence (3122) 2017

小惑星 フローレンス(3122)は、直径4.4kmの大きな小惑星で91日に地球から700kmまで接近しました。撮影時に9等くらいの明るさです。かなりトリミングしていますが、望遠レンズの固定撮影でも写りました。1秒露出 ISO6400

9
32006分〜5分間隔
180mm+EOS6D 
尾張旭市にて。


8
21日(現地時間)
 アメリカ皆既日食 2017

夏休み期間中ということもあって多くの人たちがアメリカ皆既日食に出かけたようです。西部は天気良く素晴らしい日食を楽しんだようですが、私が行ったカンザスシティはご覧の通りの天気でした。夕焼けのような日食焼けが印象的でした。
(画像をクリックすると月の影が右から左へ移動するタイムラプス動画がご覧いただけます。)

8
211308分(現地時間)
14mm+EOS6D IR
 カンザスシティ空港にて。


8
13
 ペルセウス座流星群 2017

月齢20の月明りがある中での流星群でした。雲は流れるものの天気はまずまず、視程はとても良かったです。13日明け方にピークがあったようです。この流星は一番写りの良かったもの。-1等くらいでした。

8
130014
14mm+EOS6D 
尾張旭市にて。


7
20
 昼間のアルデバラン食 2017

梅雨明け宣言翌日のアルデバラン食です。所々に雲はありましたが、透明度はイマイチながら、月の周りは青空で潜入を撮影できました。出現は流れ雲に阻まれてしまいました。

7
200832
FCT-100+EX+EOS6
IR改 尾張旭市にて。


6
16
 2015 V2 Johnson 71P Clark 2017

ジョンソン彗星(2015 V2)は7.5等。高度が高いおかげで7×50双眼鏡でギリギリ見えている感じ。尾はわかりません。612日に近日点を通過しましたがダストの尾はアンチテイルになっていて古そうです。写真ではイオンの尾が左下にあるような…。33日、44日、52日と同スケールで現在の大きさが比較できます。クラーク彗星(71P)はアンタレスの横を通過して行きました。11等くらい。もう少し早い時期に撮りたかったのですが…。

6
16
左:Johnson 2116分〜
FCT-100+RD+EOS6D IR

右:Clark 2100分〜
180mm+EOS6D
  
旭高原にて。


5
2日の 2015 V2 Johnson 41P Tuttle-Giacobini-Kresak 2015 ER61 PANSTARRS 2017

ジョンソン彗星(2015 V2)は6等になっているようです。ボワッと小さな円盤状に見えます。右下にイオンの尾が伸びています。タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星(41P)は7等から暗くなっているようです。双眼鏡でかすかよくわかりません。そして、パンスターズ彗星(2015 ER61)は、バースト後少し減光しているようですが、6等台で恒星のように輝いていました。33日、44日と同スケールで現在の大きさが比較できます。

5
2
上:Johnson 0056分〜
左下:PANSTARRS 0319分〜
右下:Tuttle-Giacobini-Kresak 0204分〜
FCT-100+RD+EOS6D IR
  設楽町にて。


4
23
4月こと座流星群 2017

44日、3彗星撮影の何時間か後パンスターズ彗星がバーストしました。67等の彗星が4つ見られそうなので出動したところ、望遠鏡セッティング中に明るい流星が何個か飛んでいました。4月こと座流星群だったんですね。ただ、雲は広がり続け、彗星については全敗でした。(4月半ば過ぎにラヴジョイ彗星は崩壊してしまったようです)

4
230106 14mm+EOS6D 根羽村にて。


4
4
 41P Tuttle-Giacobini-Kresak
2015 V2 Johnson
2017 E4 Lovejoy 2017

タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星(41P)は7等くらい。双眼鏡でそらし眼でかろうじて見えるような。ジョンソン彗星(2015 V2)は8等くらい?双眼鏡でわかりません。そして、急増光したラブジョイ彗星(2017E4)が6等で輝いています。3度以上の尾が伸びています。33日と同スケールで現在の大きさが比較できます。

4
4
左上:Tuttle-Giacobini-Kresak 0135分〜
右上:Johnson 0211分〜
下:Lovejoy 0344分〜
FCT-100+RD+EOS6D IR
  設楽町にて。


4
1
 アルデバラン食 2017

今年2回目のアルデバラン食です。潜入直前に雲間ができ、少々透明度が悪いものの暗縁にささやかにアルデバランを肉眼でも見ることができました。明縁出現時は輝面の月明りで、双眼鏡を使わないとよくわかりませんでした。星ナビ4月号に執筆した手前、HDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)処理をしました。

4
11841
BORG77ED2+1.4xTC+EOS6D
 尾張旭にて。


3
27
 内合2日後の金星 2017

極細の内合から2日後の金星です。太陽から約8.5度離れていますが、見るのには十分注意が必要です。この金星画像は動画からの切り出しですが、右はコンポジットしています。左は1コマで大気の揺らぎがわかります。

3
271505
40cm+PowerShot S120
 旭高原にて。


3
3
 45P Honda-Mrkos-Pajdusakova41P
Tuttle-Giacobini-Kresak
2015 V2 Johnson
2017

どれも双眼鏡ではわかりませんでしたが、本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星(45P)とタットル・ジャコビニ・クレサーク彗星(41P)、ジョンソン彗星(2015 V2)を一晩でとらえました。45Pは画面上、下側に尾が伸びるはずなのですが、右側へアンチテイル状になっています。41P4月に、ジョンソン彗星は56月に6等くらいになることが期待されています。同スケールで現在の大きさが比較できます。

3
34
上:Honda-Mrkos-Pajdusakova 2243分〜
左下:Tuttle-Giacobini-Kresak 2338分〜
右下:Johnson 40014分〜FCT-100+RD+EOS6D IR  設楽町にて。


2
14
 ポリマ食の潜入 2017

おとめ座の二重星ポリマが月に隠されました。この二つの星は3.5等で離角2.6秒です。今年3回あるポリマ食の1回目です。次は57日です。今回のポリマ食はシーイングが大変悪く、二重星として分離を確認することもままならないような状況でした。次回はシーイング良くクリアに1個づつ潜入・出現するところを見たいものです。この日、出現時には雲が湧いてしまって残念ながらその瞬間を捉えられませんでした。

2
142330
μ-180+ASI120MC 尾張旭にて


1
24
 H2Aロケット32号機の夜光雲 2017

H2Aロケット32号機が1644分に種子島宇宙センターから打ち上げられ、Xバンド防衛通信衛星2号機「きらめき2号」を無事放出しました。H2Aによる夜光雲が1737分頃から1808分頃まで約30分間見えました。最も見栄えがしたのは、1750分から1800分くらいまでの間で、螺旋状の雲の上側が青っぽく下側が赤っぽいという微妙な色の対比が、理屈はわかりませんけれども、美しかったです。その上には、とても明るい金星とちょっと暗くなった火星が輝いていました。
画像をクリックするとタイムラプス動画(YouTube)をご覧いただけます。

1
241757
24-105mm+EOS5
2 尾張旭市にて。

 

19 アルデバラン食 2017

2017年最初のアルデバラン食です。国内では今年5回起きますが、内2回は東北以北や北海道でしか見られません。次のアルデバラン食は41日です。(露出を変えた2コマを合成)

1
92331
200mm+EOS6
D 尾張旭市にて。


1
4
 しぶんぎ座流星群 2017

今年のお正月は穏やかな天候が続き、3日から4日にかけての夜も空の透明度はあまりよくなかったものの風もなく快晴でした。しぶんぎ座流星群は23時にピークとのことで、電波観測ではZHR100を超える出現数のようですが、実際に見たのは、23時ころから約2時間の間で6個と、三大流星群というには少々寂しいものでした。

1
40102
14mm+EOS6
D 瀬戸と土岐の境にて。


1
1
 火星と海王星の大接近 2017

視直径5.7″、0.9等の火星と視直径2.2″、7.9等の海王星が大接近しました。この写真での両星の間隔は4′です。望遠鏡で見ると、オレンジ色の火星と青っぽい海王星の色の対比がとても美しく、少し離れたアルビレオを見ているようでした。16時前には1′ちょっとにまで超大接近しています。(1秒露出の海王星と1/50秒露出の火星を合成)

1
11800
μ180+EOSKissX4 尾張旭市にて。


12
14
 満月のふたご座流星群 2016

極大予想は1409時で、電波観測では、13日夜の方がたくさん出現したようですが、全国的に天気が悪く、当地でも見ることはできませんでした。14日夜はほぼ快晴となり、出現数は減りましたが、満月の明るさに負けない流星が2個写りました。それぞれの画像を合成し、流星部分のコントラスト強調をしています。

左:12142247
右:2254
14mm+EOS6
D 尾張旭市にて。


11
16
 アルデバラン食 2016

テレビ、新聞、ネットなどで大いに騒がれた1114日のスーパームーンは、東北・北海道・沖縄で見られたものの他の多くの地域では天気が悪く見えませんでしたが、今年最後で5回目のアルデバラン食は潜入と出現どちらも見ることができました。ピコッと月に隠れ、ピコッと月から出てくる恒星食は、それはそれで面白いものです。

上: 明縁潜入:11160219
下:暗縁出現:0322
FCT-100+EX+EOS6
D 尾張旭市にて。


11
3
 月柱と金星柱と土星 2016

月齢4の月と金星、土星が三角形を形作りました。珍しいことに、月柱と金星柱になっていました。月と金星に上空の氷の結晶による反射が上下方向に見られます。撮影した写真を全て調べると15分くらい続いていました。原理は太陽柱と同じですが、土星くらいの明るさでは、現れないようです。

11
31747
24-105mm+EOS6D 
尾張旭にて。


8
27
 金星と木星の接近 2016

金星と木星が約.0.5°、満月の直径くらいに接近したところです。翌28日の朝730分ころには4′まで大接近しました。日の出後の早朝低空で難物でしたが、なによりも曇っていて見ることはかないませんでした。

8
271903
24-105mm+EOS6D 
尾張旭にて。


8
24
 土星と火星とアンタレスが一直線 2016

数分の雲の切れ間から、一直線に並んだ土星と火星とさそり座のアンタレスを見ることができました。この3つの星は、宵の口に南から南西の空に明るく目立ちます。これから火星はどんどん東(左)側へ離れていきます。

8
242003
24-105mm+EOS6D 
尾張旭にて。


8
11
 ペルセウス座流星群 2016

12日が極大予想でしたが、この地方ではドン曇り。中部圏はよくなかったようです。前日11日は、この写真のように雲はあるものの10分に1個くらいのペースで流れ星を見ることができました。

8
112313
24mm+EOS6D IR
改 稲武にて。


6
6
 2013 X1 PANSTARRS彗星とNGC7293 2016

惑星状星雲NGC7293に接近したパンスターズ彗星です。前日が最接近でしたが、天気が悪く撮れず。この日は入梅宣言直後にもかかわらず晴れましたが、空の透明度はよくありませんでした。彗星は7等、当初の期待通りにはあかるくなっていません。双眼鏡でかろうじて見えます。NGC7293もよくわからないような空でした。アンチテイルになったダストの尾がすごく淡く写りました。反対側のイオンの尾は描出が難しいですね。

6
60210分〜
FCT-100+RD+EOS6D IR
改 瀬戸と土岐の境にて


5
24
 土星と火星 2016

今、土星と火星が近くで輝いています。同一夜、同拡大率の土星と火星です。531日の火星最接近まで、あと1週間となりました。

土星:5240129
火星:0033
μ-180+ASI120MC 尾張旭にて


5
13
 2013 X1 PANSTARRS彗星 2016

420日に近日点通過したパンスターズ彗星は、6月の中旬には5等台になることが期待されています。撮影した日は7等、予想よりちょっと暗めでしょうか。双眼鏡でギリギリ見えます。撮影すると西側にイオンの尾、反対側にダストの尾が薄くですが写りました。

5130301
FCT-100+RD+EOS6D
 根羽村にて


4
12
 252P Linear彗星 2016

リニア彗星は321日(UT)に0.036天文単位にまで地球に近づき、4等と明るくなりましたが、南の地平線下で、日本からは見ることができませんでした。今はへびつかい座にいて、6等台で双眼鏡で丸く確認できます。尾は写真でもほとんど写りません。

4120227
FCT-100+RD+EOS6D IR
  設楽町にて


3
23
 半影月食 2016

雲があって半影食最大のとき(2047分)に撮れなかったのが残念。その後薄雲になり、半影食終了46分前に撮影できました。右は月食終了後の比較用。左の半影月食中の写真は右下が少し暗くなっているのがわかります。

左:3232211
右:2322
FCT-100+EX+EOS5D2 
尾張旭市にて


2
17
 H2Aロケットの夜光雲と軌跡 2016

H2Aロケット30号機が1745分に種子島宇宙センターから打ち上げられ、X線天文衛星「ひとみ」を無事放出しました。30分後にはH2Aによるとみられる夜光雲を見ることができました。昨年1124日の打ち上げ時にも同じ現象が見られましたが、これらはH2Aによるものと断定してよさそうです。前回は高く大きく広がっていましたが、今回は望遠レンズで撮らないとよくわからないほど遠く小さく見えました。これは、SRB(固体ロケットブースター)が4本か2本かの違いによるそうです。そして、地球を1周した1時間47分後には、4等くらいの光点が球殻状の白いガスをまとい、そのガスは大きく薄くなりながらも2度繰り返すという予想外の衝撃的な光景を目にしました。中国地方では4回観測されたようです。これは、2段目の姿勢制御噴射とのことです。
画像をクリックするとタイムラプス動画(YouTube)をご覧いただけます。
上:2171820
下:1932分〜34
24-105mm+EOS5D2 
尾張旭市にて


2
16
 白昼のアルデバラン食 出現 2016

ちぎれ雲はありましたが。空の透明度は良く、月から出てきたおうし座の1等星アルデバランも双眼鏡を固定すれば見ることができました。手持ちではブレてだめです。今年最初のアルデバラン食で、あと4回あります。次は58日、日没の頃、二日月に隠されますが、条件がちょっと厳しいです。

2
161653
FCT-100+EX+EOS5
2 尾張旭市にて。


2
3
 木星と火星と土星と金星と水星と月 2016

木星、火星、土星、金星、水星と月が並びました。7日頃までは月とともに、5惑星の集合は2月中旬過ぎまで見ることができます。

2
30546
15mm+EOS5D2 
尾張旭市にて


1
17
 2013 US10 Catalina彗星 と M101 2016

カタリナ彗星がM101(回転花火星雲)の近くを通りました。長いけど淡くて写りにくいイオンの尾と太くて写りやすいダストの尾が直角になっています。双眼鏡で見ると、明るさは6等台の後半くらい。モワァとした感じ、尾もよくわかりませんでした。近地点の頃ということもありコマは大きく写りました。

1
170233分〜
FCT100+RD+EOS6D IR
  設楽町にて


1
9
 金星と土星大接近 2016

金星と土星が大接近しました。その間隔は明け方で20′を切る近さでしたが、その後さらに接近、1315分頃には5′にまで大接近しました。さすがに昼間の土星は高度が低いことも相まって撮影し辛く1204分に写ったのが限界でした。これで6′です。(画像をクリックすると大きい画像がご覧いただけます)

左:190601 24-105mm+EOS5D2右上:0643
右下:1204
μ180+EOS5D2 尾張旭市にて


12
9
 2013 US10 Catalina彗星 と 金星 2015

この日のカタリナ彗星は金星の横を通りました。双眼鏡で見ると6等です。4等になることが期待されましたが頭打ちか?彗星の頭部のみが集光があって恒星のように輝いていて、コマはなんとなく緑っぽく軽くボワッとしている感じ、尾はよく分かりませんでした。まあ小さいです。位置を知っていなければ、分からないかも。写真に撮るとアンチテイルになったダストの尾と長く伸びたイオンの尾が印象的です。写真ではの話で実際にはこのように見えませんので了承を・・・。1月中もまだ6等台をキープする予想ですから、尾の変化に期待しましょう。

上:1290445分〜
FCT100+RD+EOS6D IR

下:180mm+EOS5D2  根羽村にて


12
3
 HAYABUSA2 2015

スイングバイを見事成功させたはやぶさ2です。北極星をかすめるルートだったのですが、北極星を入れた構図では、はっきり写っていなくて、この写真はカペラの下の方を通ったときのもの。これ以外の写真は確証が持てません。ちぎれ雲をうっちゃりながらの撮影でしたが、暗い移動天体は難しい。焦点距離の長い望遠鏡で撮ればもっとはっきりしたでしょう。

12
31857
180mm+EOS6D IR
 比叡山にて


11
24
 H2Aロケットによる夜光雲? 2015

見つけたときは、もっと明るく彩度のある美しい雲でした。この写真は薄くなってしまったころの撮影です。高緯度地方でしか見られない夜光雲がまさかと思いましたが、この日1612分に種子島宇宙センターから打ち上げられたH2A 29号機によるロケット雲と見られています。夜光雲は、高度80kmくらいで太陽の光を受けて輝きます。

11
241730
24-105mm+EOS5D2
尾張旭市にて


11
5
 木星と金星と火星 2015

右側に写っているふたつの輝星の上が木星、下が金星です。金星の左上に接近(約1°)しているのは火星です。雲海の向こう南アルプスから昇る3惑星、特に木星と金星はとても明るく印象的でした。

11
50251
24-105mm+EOS5D2
根羽村にて


10
26
 金星と木星の接近 2015

木星と金星が約1°の間隔まで接近しました。まぶしいくらいに明るい金星と木星が、澄んだ早朝の空に並んだ姿は圧倒的です。そのすぐに下に火星がありますが、ちょっと暗くてその存在を忘れてしまいそうです。この火星も5月には、-2等にまで明るくなります。今から楽しみです。

10
260415
24-105mm+EOS5D2
尾張旭にて


10
18
 木星と火星の超接近 2015

木星と火星が超接近しました。その間隔は約20′。満月の幅より近いです。明るい木星(-1.8等)と少しくらいけどオレンジ色が印象的な火星(1.7等)がぶつかりそうでした。その超接近の上には、とても明るい金星(-4.4等)。そして下の方には出てきたばかりの水星(-.07等)がありました。16日が西方最大離隔だった水星は、見つけやすかったです。しばらく早朝は惑星オンパレードです。

10
180501
24-105mm+EOS5D2
尾張旭にて


9
28
 スーパームーン 2015

中秋の名月翌日のスーパームーンです。今年一番大きな満月。月の軌道は楕円で、地球と月との距離が、今日、今年最近だからです。ヨーロッパ、アフリカ、アメリカ大陸では、皆既月食になっています。

9
281803
200mm+EOS5D2
尾張旭にて


6
29
 金星と木星の接近 2015

金星と木星が接近しています。その間隔は29日で1°弱。-4.4等の金星と-1.8等の木星が夕空に並んで輝く様は圧巻です。梅雨の晴れ間に眩しくとても目だっていました。71日には20′くらいまで大接近しましたが、あいにくにも雲に阻まれ見ることはできませんでした。この写真の間隔の1/3くらいまでふたつの明るい星が近づくのですから、それは、すごい光景だったのではと思うと残念です。

6
292003
24-105mm+EOS6D IR
改 尾張旭にて


4
27
 2014 Q2 Lovejoy彗星 2015

ラブジョイ彗星は北極星に近づきつつあり、一晩中見える周極彗星になっています。7等で、双眼鏡では位置がわかっていれば薄暗くわかる程度だいぶ見ることは厳しくなってきました。結露の激しい夜で透明度が悪く、尾は写りませんでした。

4
270331分〜
FCT-100+RD+EOS6D IR
改 稲武にて


3
24
 いて座新星 2015 No.2 2015

315日、いて座に新星が発見されました。発見時6等でしたが、21日には4等まで増光したとのこと。残念ながらその後減光し、この撮影時には5.5等になっています。双眼鏡でわかりました

3
240459分〜
18-55mm+EOS Kiss X4
 尾張旭市にて。


2
20
 2014 Q2 Lovejoy彗星とM76 2015

ラブジョイ彗星は5等台になり、双眼鏡ですぐにわかりましたが、肉眼では無理でした。コマも小さくなっています。尾は1度くらい見えるような見えないような。名古屋の街明りの影響もあります。惑星状星雲M76へ超接近しましたが、イオンの尾に見事に重なりました。ストライクすぎて、M76がよくわからなくなってしまいました。月刊星ナビ2016年7月号の表紙に。

2
201933分〜
FCT-100+RD+EOS6D IR
改 旭高原にて


1
13
 金星と水星の接近 2015

11日に金星と水星が0.7度まで最接近しました。11日は天気が悪く見られなかったので、13日の撮影で、1度弱の接近です。右下は名古屋駅のJRセントラルタワーズ他のビル群です。

1
131807
24-105mm
+EOS 5D2 尾張旭市にて


1
12
 2014 Q2 Lovejoy彗星 2015

山間部で暗い空を見上げると、ラブジョイ彗星はすぐに見つかりました。まさかと目を疑いましたが、双眼鏡で確信しました。高度が高くなるのも相まってか、肉眼彗星になりました。4等級です。ただ、双眼鏡でも尾が2度くらいあるかないか頼りない程度。写真では、細いのが何本も写りましたが、その細さがよく見えない理由なのでしょうか。ラブジョイ彗星はヒヤデス星団、M45(プレアデス星団)、カリフォルニア星雲の近くを通過して行きます。17日の近地点(地球に最も近づく日)は過ぎましたが、近日点(太陽に最も近づく日)は130日とこれからです。これからの変化にもまだまだ注目です。

上:1121853分〜
50mm+EOS6D IR
下:1122121分〜
FCT-100+RD
+EOS6D IR改 設楽町にて
月刊星ナビ3月号
の表紙に!


1
8
 2014 Q2 Lovejoy彗星 2015

ラブジョイ彗星が4等台に突入し、明るくなっています。街中からでも双眼鏡で丸くボワっとわかります。なんとなく薄緑色にも見えたような。肉眼でも見えたという情報もいくつか。市内で撮ったこの写真でも5度の尾が写りました。空の暗いところならいかほどか!

1
81914分〜
180mm
+EOS6D IR改 超固定撮影 2秒露出×81コマコンポジット(この超固定撮影法は「驚きの星空撮影法」で解説しています) 尾張旭市にて


12
26
 2014 Q2 Lovejoy彗星 2014

球状星団M79の方へ向かっているラブジョイ彗星です。5等台。空が暗ければ双眼鏡で簡単に探せます。ただ、丸く見えるだけで、この写真に写ったような5度も伸びている尾はわかりませんでした。ところで、M79の近くに星雲状のものが写っています。いったいこれは何だ?

12
262135分〜
180mm
+EOS6D IR
稲武にて。


11
29
 月面X 2014

写真中央にバッテン状になっているのが年に数回しか見ることができない月面Xです。上弦の月のころ、ここの地形と太陽光が織り成す珍しい現象です。1時間くらいしか出現しません。実は、親子月の撮影会に参加されていた方が、十字の模様が見えるということで、それは月面Xだ!と気づいたわけです。偶然のことで、知らずに終わっていたかもしれません。X模様は小さいながらもしっかり輝いていました。

11
291844
FC-100
+IXY400
尾張旭市スカイワードあさひ天文台にて。


11
5
 後の十三夜 2014

171年ぶりの後の十三夜です。雲を通してですが見ることができました。次は95年後だそうです。そんなこともあってニュースや天気予報ではミラクルムーンなんて言っていて、このネーミングは今のネット社会で急速に広まりました。初めて聞きますが、出所が気になります。

11
51900
200mm
+EOS Kiss X4
尾張旭市にて。


10
24
 巨大太陽黒点 2014

巨大黒点が出現しました。これまで見た中で最大級です。日食メガネだけの肉眼でわかります。宇宙天気ニュース http://swnews.jp/ によりますと、2506時にはX3.1の大規模フレアが発生したとのこと。ただし、CME(コロナ質量放出)は見られず、地球への影響は小さいそうです。

10
241306
FCT
-100+EX+EOS Kiss X4
尾張旭市にて。


10
8
 皆既月食 2014

雲が多く流れ、欠け始めからほとんど月を見ることはできませんでしたが、皆既直後から雲の隙間に暗くほんのり赤くなった月を時々見ることができました。太平洋側の地域はあいにく雲が多かったのですが、それ以外の地域はよかったようです。月の拡大写真の端っこに写っているのは、天王星です。次の皆既月食は来年44日です。

10
81958
24-105mm+EOS6DIR

月の拡大:
19
36
Sky90+EX+EOS 5
2
伊勢志摩にて。

画像をクリックするとタイムラプス動画(YouTube)をご覧いただけます。


9
28
 昼間の土星食(出現) 2014

透明度は完璧ではないものの雲ひとつない快晴での昼間の土星食でした。しかし、肉眼で月はどうにか見えましたが、土星は望遠鏡でもわかりませんでした。写真に撮ると、なんとなく土星の存在を確認できましたので、5秒間に連写した16コマをコンポジットしてコントラストをつけました。

9
281328
ミューロン180+EOS 52 尾張旭市にて。


8
22
 2014 E2 Jacques彗星 2014

NGC1805と二重星団の近くを通過するジャック彗星です。双眼鏡で淡く丸く見えました。7等台になっています。熱帯のように集中的な雨が降ることの多い今年ですが、やっと撮れました。ただ、撮影しても尾がほとんど写りませんでした。ちょっと残念です。

8
220124分〜
180mm+EOS 6
IR改 稲武にて。


7
28
 2014 E2 Jacques彗星 2014

ぎょしゃ座の散光星雲IC410IC405を通過するジャック彗星です。尾は1.5度以上写っていますが、双眼鏡では、6等台のコマはわかりますが、尾はほとんど見えません。地球に近づく8月下旬まで、これくらいの明るさはキープしてほしいものです。尾は長くなるかもしれませんね。

7
280248分〜
FCT100+RD+EOS 6
IR改 稲武にて。


7
25
 2014 E2 Jacques彗星 2014

ジャック彗星は、67等くらいでしょうか。街明かりの中、双眼鏡でわかりませんでしたが、写真には写りました。空の暗いところへ行けば、尾まで写ったかもしれません。この彗星は、すでに近日点を通過してしまっていてこれ以上明るくなることはなさそうですが、今回、M36M38のそばを通過していったように、9月上旬までに、いくつもの星雲星団を通過していきます。これは、天の川に沿って移動するためで、この夏の写真撮影のいい対象として注目です。

7
250315
180mm+EOS 6
IR 超固定撮影 2秒露出×55コマコンポジット(この超固定撮影法は「驚きの星空撮影法」で解説しています) 尾張旭市にて


4
24
 火星 2014

22ヶ月ごとに地球に接近する火星は、414日に地球に最接近しました。前回(2012年)が小接近で、今年は準小接近とも呼ぶべき接近です。火星の中央には、太陽系で一番高いオリンポス山(25000mともいわれている)に雲がかかって白く写っています。その左の、タルシス三山のひとつアスクレウス山にも雲があります。

4
242238
ミューロン180+ToUcam pro 尾張旭市にて


4
15
 部分月食 2014

部分月食の状態で地平線から昇ってくる月出帯食がありました。やっと見ることができたこの時間には、空の透明度が悪く、部分食は終わって(部分食終わり1833分)いましたが、月の上が少し暗くなった半影食はわかります。月が赤いのは大気のせいで、月食によるものではありません。

4
151841
200mm+EOS 5D Mk2
尾張旭市にて。


2
4
 太陽黒点 2014

肉眼黒点が出現しました。太陽メガネをかけて確認できました。写真では大きいのが2個並んでいますが、肉眼ではポツンとひとつの点に見えました。まだ数日は見えそうです。

2
41032
FC-50+EX+EOS KissX4
尾張旭市にて。


12
9
 2013 R1 Lovejoy彗星 2013

アイソン彗星は崩壊してしまいましたが、ラブジョイ彗星は元気です。5等で双眼鏡で2度くらい尾が見えます。肉眼ではよく
わかりませんでした。この写真では、6.5度尾が写り画面外にはみ出しています。200mmレンズでは、8度の尾が認められました。

12
90430
FCT-100+EOS 6 IR
2
画像モザイク合成
下の写真はモノクロ反転
豊田市稲武にて


12
2
 水星食 2013

アイソン彗星とともに見るはずだった水星食です。早朝、月は東にある雲に覆われて見えませんでしたが、水星出現の時刻ころに雲がどいて、月の陰から水星が出てきたところを撮影できました。ただ、空も明るくなっていて、月齢28の極細月は双眼鏡でなんとかわかりましたが、水星はわかりませんでした。

12
20631
FC-50+EOS 5Mk2
尾張旭市にて


11
16
 2012 S1 ISON彗星 2013

13日にバーストしたアイソン彗星は5等にまで明るくなり、街中でも双眼鏡で頭部が見えるようになりました。中央集光もあります。尾は右上にちょろっとあるようなないような。とりあえず倍返しくらいはしてくれました。望遠レンズで拡大すると尾が2度くらい認められます。この後、消失も心配されていますが、断末魔にならないようにしっかり生き延びていただきたいものです。これから月明かりの影響を受けて観察し辛くなりますが、近日点通過(29日)に向けて見守っていきましょう。

11
160500
24-105mm+EOS 5Mk2
拡大:0505分〜
200mm+EOS 6
IR
尾張旭市にて


11
12
 2013 R1 Lovejoy彗星・2012 S1 ISON彗星・
2012 X1 LINEAR
彗星・2P Encke彗星 
2013

透明度がよく風もあって寒い夜でした。ラブジョイ彗星の下克上。しし座の鼻先にあって、天頂付近なので、肉眼でも見えているような感じの5等台。コマが薄緑色をしているようにも。写真には尾がビシビシと3度くらい写りました。それにくらべアイソン彗星は7等に入ったでしょうか。双眼鏡でかろうじてわかります。10倍返しをお願いします。他に急増光したリニア彗星がホームズ彗星に似ています。9等台か。エンケ彗星は7等台で黄道光や薄明もあって双眼鏡でわかりませんでしたが、写真では細い尾が写りました。そこそこ明るい彗星がいっぱいです。同スケールにしました。大きさ比較ができます。
11
12
Lovejoy
0336分〜
ISON
0440分〜
LINEAR0450分〜
Encke
0503分〜
FCT100+RD+EOS 6
IR改 稲武にて


10
13
 2012 S1 ISON彗星と火星とレグルス 2013

期待のアイソン彗星! 真ん中に赤く輝くのが火星、左下に青白く輝くのが、しし座の1等星レグルスです。彗星、惑星、恒星、3つの異なる種類の星が並びました。色の対比も美しいです。レグルスの少し上にはLeo1UGC5470)という矮小銀河も写りました。アイソン彗星は現在10等くらいですかね。9等台には入っていてほしいところですが・・・。当初予想より明るくならなくてヤキモキします。でも、緑色のガスがよく出てきて、この感じは、イオンの尾が長大に伸びた百武彗星のイメージに似ています。ということは、ダストの尾はあまり伸びないかも?まあどっちでもいいので(できれば両方)、景気のいいのをお願いします。アイソンさん。

10
130406分〜
ε130D+EOS 6IR改 茶臼山にて

919 中秋の名月 2013

中秋の名月は満月とは限りませんちょっとだけ欠けていることが多いのですが、今年の中秋の名月は真ん丸でした。2011年から3年連続で満月でしたが、来年からは満月にならず、次の中秋の名月が満月になるのは8年後になるそうです。ちょと長いなぁ。

9
191801
28-200mm+EOS 6D 尾張旭市にて

819 いるか座新星 2013

814日に板垣さんによって発見されたいるか座新星です。この夜でも5等前後くらいに見えました。月齢13の月明かりがあって、いるか座がかろうじてわかる程度の空では、肉眼でこの新星を見ることはできませんでした。双眼鏡では、楽にわかります。825日には6等になっています。

8
192251
24-105mm+EOS 6D 尾張旭にて

813 ペルセウス座流星群 2013

連日最高気温が37℃という記録的猛暑ですが、三河の山へ入って行くと夜は20℃くらいで、気持ちよく流れ星を見ることができました。ただ、結露が激しく、カメラレンズへの対策は必須でした。13日の3時頃がピークという予想で、天気も良く夜明けまで粘り、3時前後の1時間に40個数えました。やはりその頃が一番飛んだようです。写真を撮りながらなので、まじめにやっていれば、もっとたくさんカウントすることができたと思います。この写真は3時間ちょとの間に写った流星を合成したものです。放射点がわかります。

8
130018分〜0329
24mm+EOS 5 Mark2 豊田市稲武にて

画像をクリックするとタイムラプス動画(YouTube)をご覧いただけます。
1080pの全画面で見ていただくとわかりやすいです。

812 スピカ食 2013

とても暑い日が続いていますが、天気も良くおとめ座の1等星スピカが月に隠されるスピカ食がありまました。潜入は日没少し前のため、どうかと思いましたが、楽に見えました。出現のときは、なぜか月のあたりだけ雲が発生して、気をもみましたが、その雲の影響は小さく出現も捉えることができました。

上:8121843
下:1923
FCT-100+EX+EOS 6
D 尾張旭市にて

画像をクリックするとタイムラプス動画(YouTube)をご覧いただけます。18h41m10s19h25m53s

522 2011 L4 PANSTARRS彗星 2013

527日に地球がパンスターズ彗星の軌道面を通過しますが、そのパンスターズ彗星のアンチテイルがすごく伸びて写りました。こうして見ると彗星って平べったいんですね!北極星付近にあって周極彗星になっています。現在8等まで暗くなっていて、双眼鏡でなんとか見える程度ですが、アンチテイルが1度くらい確認できました。写真では、どこまでも伸びている感じで、コントラストを上げると5度くらい写っていました。

上:5220211分〜
FCT-100+RD+EOS 6

下:0238分〜
24-110mm+EOS5D2
 茶臼山にて

522 2012 F6 LEMMON彗星 2013

レモン彗星がアンドロメダ座を通過中です。双眼鏡でボヤッとしたコマの部分だけわかりました。7等でしょうか。パンスターズ彗星より明るいイメージです。写真に撮るとイオンの尾が1.5度ほど写りました。

5
220308
FCT-100+RD+EOS 6
D 茶臼山にて

426 部分月食 2013

食分0.02というほんの少しだけ欠ける部分月食が明け方にありました。欠けながら沈む月没帯食です(食最大は沈んだ後の57分)。沈みかけに雲から出てきたところを見ることができました。ただ、本影の始まる451分には、日の出時刻も近づき、かつ厚い霞のような雲に入ってしまってよく見えなくなってしまいました。この写真では、半影食で上の方が暗く写っています。

4
260449
200mm+EOS 6
D 尾張旭市にて

422 2011 L4 PANSTARRS彗星 2013

カシオペヤ座の天の川の中を通過中のパンスターズ彗星です。随分暗くなって6等台でしょうか。ちょっとわかり辛くなってきました。でも、高度が高くなったため、双眼鏡で、たくさんの星に混じって、扇形に広がった星雲状に見えます。

4
220353
55mm+EOS K
IR改 豊田市稲武にて

45 2011 L4 PANSTARRS彗星とM31 2013

パンスターズ彗星がM31に最も接近する頃です。天気が回復しそうだったので、茶臼山の1280m付近へ行きました。雲は徐々に取れましたが標高を稼いでも透明度はあまり上がらず、最初見つけるのに苦労しました。以前のような集光はなく5等台になっているかも。でもM31より明るく見えました。写真では、扇子のような形に写りました。

4
50356
FCT-100+RD+EOS 6
D 茶臼山にて


画像をクリックするとタイムラプス動画(YouTube)をご覧いただけます。04h13m39mまでの26分間。(18-55mm+EOS Kiss X4

41 2011 L4 PANSTARRS彗星 2013

M31(アンドロメダ銀河)に近づいてきた明け方のパンスターズ彗星
を狙いましたが、透明度が悪く月齢20の月もあって、双眼鏡ではなかなか見つからず、高度が上がってなんとかわかりました。M31はわかりませんでした。遠くの雪山は中央アルプスです。

410431
24-105mm+EOS 6
D 土岐市三国山にて

画像をクリックするとタイムラプス動画(YouTube)をご覧いただけます。04h23m33mまでの10分間。

321 2011 L4 PANSTARRS彗星 2013

透明度が良かったので、標高900mの根の上高原まで出かけました。双眼鏡で見ると彗星頭部はキラッと感がなく、少し暗くなりましたが、尾はこれまでで一番長く見えました。

3
211908分〜
FCT-100+RD+EOS 6
D 中津川市根の上高原にて

画像をクリックするとタイムラプス動画(YouTube)をご覧いただけます。19h13m21mまでの8分間。
タイムラプス動画 その2
18h55m19h12mまでの17分間。
タイムラプス動画 その3
18h59m
19h22mまでの23分間。

314 2011 L4 PANSTARRS彗星 2013

昨日は雨、14日は強風ながら晴天だったのにこの地では、徐々に雲がひろがり、195分前にやっと姿を見せてくれました。伊勢湾越しのパンスターズ彗星です。

18h38m19h19mまでの41分間。
3
141857
200mm+EOS5
2 常滑市にて

画像をクリックするとタイムラプス動画(YouTube)をご覧いただけます。18h59m19h14mまでの15分間。
ここをクリックするとタイムラプス動画(YouTube)がもうひとつご覧いただけます。
18-55mm+EOS Kiss X4

312 2011 L4 PANSTARRS彗星 2013

3日連続のパンスターズ彗星ですが、三河の山の中へ行ってきました。天体望遠鏡でアップを狙うと彗星らしく写りました。双眼鏡ではこんなに大きく見えませんからご注意をお願いします。比較する星がないので、何等かよくわからないのですが、1等台に入った報告もあります。矢印の先には5.9等の天王星が写っています。
3
121849
FCT-100+RD+EOS 6

タイムラプスは200mm+EOS5D2 豊田市富永(旧稲武町)にて

画像をクリックするとタイムラプス動画(YouTube)をご覧いただけます。18h45m57mまでの12分間。

311 2011 L4 PANSTARRS彗星 2013

パンスターズ彗星は高度も若干上がり、昨日より透明度が良かったのか、風景との位置関係がわかっていることや慣れもあって、1825分頃、双眼鏡で比較的あっさりと見つけられました。彗星頭部の集光は強くキラキラしていますが、小さいですね。マニア向けの彗星か?

3111843
200mm+EOS 6
D 尾張旭市にて

画像をクリックするとタイムラプス動画(YouTube)をご覧いただけます。是非1080pの全画面で。18h38m52mまでの14分間。

310 2011 L4 PANSTARRS彗星 2013

お待ちしておりました。やっと会えましたね!パンスターズ彗星さん。南半球では派手な姿に撮影されていましたが、ここ日本ではどうなるのでしょう?現在2等くらいになっているのでしょうか。7×50双眼鏡でなんとか探し出すことができました。左上に尾がある様子もわかりました。薄明と春霞とどんどん高度が下がる時間との戦いです。

3
101836
24-105mm+EOS 6
D 尾張旭市にて

216の 小惑星2012 DA14の大接近 2013

推定サイズ45mの小惑星が地球の直径約2個分の距離(27700km)まで大接近しました。コップ座あたりから双眼鏡で探しましたが、街明かりのため見つけられず、しし座に入ってようやく7等の移動するかすかな光点を発見しました。写真写りもイマイチで暗い空の所へ行くべきだったと反省しております。
2
160441分〜
18-55mm+EOS Kiss X4
 尾張旭市にて
画像をクリックするとタイムラプス動画(YouTube)をご覧いただけます。1080pの全画面で見ていただくとわかりやすいです。

1213の ふたご座流星群 2012

1408時極大予報。13日から快晴で、夜明け頃雲が西からやって来ましたが、朝まで粘りました。今回最も明るい流星が薄明中に流れました。例年より早い9日に降った雪がちょっと山に入ると残っていて、雪景色のふたご群となりました。天気が良かったのでたくさんの流星を見ましたが、HR3040で例年並みと思います。
画像をクリックするとタイムラプス動画(YouTube)をご覧いただけます。
12
140548
15mm+EOS 5D2
 瀬戸市と土岐市の境にて。

1212の 月・水星・金星 2012

月齢28の月が水星に約2度まで接近しました。その上には金星が、そのさらに上には(フレーム外ですが)土星が輝いていました。2013122日の早朝には水星食がおこります。そのときアイソン彗星がどう見えているのかにも注目です。

画像をクリックすると日の出までのタイムラプス動画(YouTube)をご覧いただけます。

12
120559
18-55mm+EOS Kiss X4
 尾張旭市にて

1128の 半影月食 2012

日食と月食はセットの現象です。皆既日食2週間後の満月は半影月食。月の上の方が少しだけ暗くなりました。木星が近くに輝いていました。
画像をクリックすると動画(WMV)をご覧いただけます。
11282130分〜0130分まで1時間毎
200mm+EOS 5D2
 尾張旭市にて

1114の ケアンズ皆既日食 2012

オーストラリア ケアンズから北西へ30kmほどのアマルーでの皆既日食です。雲が覆い時折通り雨も降る絶望的な天気のなかで、奇跡的に開いた僅かな雲の隙間から太陽コロナを見ることができました。

左の画像をクリックすると0314分から0743分までの4時間半にわたるアマルーでの夜空から日食終了までの経過をご覧いただけます(YouTubeは是非1080pで!)。雨も3回ほど降り、皆既直前にも降っていることから、かなりキワドイ状況であったことがわかります。

画像をクリックするとタイムラプス動画(YouTube)をご覧いただけます。皆既日食の経過がわかります。

1114063938秒(現地時間) 8mm+EOS 5D2 アマルーにて。

 

左の画像をクリックすると皆既中だけ、ピッタリ雲の隙間にはまったことがわかります。、残念ながらダイヤモンドリングは見ることができませんでした。

画像をクリックすると動画(WMV)をご覧いただけます。

11
14063932秒(現地時間)
FC50+EOS Kiss X4
 アマルーにて

 

撮影した写真をよく見ているとシャドーバンドが数枚に写っていました。太陽は厚い雲に隠されて見えませんが、シャドーバンド(四角で囲った部分)だけ雲に投影されるということがあるんですね。太陽と一緒に写っているのは こちら をクリックしていただくとご覧いただけます。
ただ、このようなものをシャドーバンドといっていいのか?部分日食のときの木漏れ日によく似ています。カーブが逆で倒立に写っているし・・・。雲漏れ日?

画像をクリックすると四角で囲った部分の強調画像をご覧いただけます。

11
14063752秒(現地時間)
FC50+EOS Kiss X4
 アマルーにて
※太陽と一緒に写っているのは063733秒(現地時間)

913の 金星と月とM44(プレセペ星団) 2012

見ることのできなかった金星食から1ヶ月、金星と月齢26の月がまた出会いました。金星と月は5度弱離れていますけれども、今度はかに座のM44(プレセペ星団)が近いです。

9
130417
135mm+EOS 5D2
 尾張旭市にて

822の 火星と土星とスピカと月 2012

814日の金星食は分厚い雲のために見ることができず残念でしたが、22日前後は火星と土星とおとめ座のスピカでできた三角形のそばを月が通過していきました。22日は月齢5の月が三角形に最も近づきました。

8
222012
18-55mm+EOS Kiss X4
 尾張旭市にて

812の ペルセウス座流星群 2012

雲がひっきりなしに通過しました。0時半頃までの1時間に数えた流星は10個。かなり明るいのも3個ほど飛びましたが低調でした。0時半から雲が多くなり空一面に覆ってしまったので、あえなく終了しました。

8
122359
18-55mm+EOS Kiss X4
 瀬戸市と土岐市の境にて

716 木星とアルデバランと金星と月 2012

夜明け前の東の空に、木星、おうし座の1等星アルデバラン、金星、月齢26の月がそろいました。雲も多かったのですが、梅雨も終わっていない今の時期に見ることができただけでもOKとします。美しい光景でした。814日早朝には、この金星と月がもっと接近し、金星が月に隠される金星食が起こりますが、たいへん楽しみです。

7
160400
18-55mm+EOS Kiss X4
 尾張旭市にて。

715 木星食 2012

昼間の木星食です。残念ながら雲が多く木星の潜入も出現もどちらも見ることはできませんでした。出現から10分後、雲の切れ間になんとか木星(矢印)を捉えることができました。双眼鏡でも月を見るのがやっとで、木星の存在はわかりませんでした。

7
151412
FC50+EX+EOS Kiss X4
 尾張旭市にて。

715 肉眼黒点 2012

大きな肉眼黒点が発生しているということで、雲が薄くなったとき、木星食のついでに撮りました。この巨大黒点は太陽面通過のときの金星のように双眼鏡や望遠鏡を使わなくても日食メガネだけで、肉眼で見えました。

7
151330
FC50+EX+EOS Kiss X4
 尾張旭市にて。

66 金星の太陽面通過 2012

12接触は雲に阻まれたものの9時頃から雲がなくなり快晴になりました。その後、11時頃から雲が湧き始め、第34接触は雲の切れ間から。それでも金星の大気(矢印)が写った!?

左:640943
右:1335FC50+Or12.5+EOS 5D2 尾張旭市にて。

64 部分月食 2012

金環日食の対となった部分月食。1859分に月の出とほぼ時間を同じくして始まるはずでしたが、2003分食最大後、当地では、20時半頃からやっと雲が薄くなってきて、かろうじて月の形がわかるようになり、その後食の終わりにかけてだんだん条件が良くなりました。とりあえず見ることができてOK。この写真はステラナビゲータを参考に重ねていますが、地平座標なので、月がカーブしています。

6
42040分〜2155
200mm+EOS Kiss X4
 尾張旭市にて。

521 金環日食 2012

テレビでは早朝から金環日食を大々的に取り上げていました。天気は最悪のことも想定していましたが、九州をのぞいてほぼ全国的に良い方に向かったようです(神奈川、静岡あたりは厳しかったよう)。ここも朝は雲が多かったのですが、金環になる10分前に雲がいなくなり、その後快晴となりました。第3接触の撮影でフィルターを外したところ彩層とプロミネンスが写りました。ちょうどいい位置にヒゲのように3本生えていてラッキーでした。

5
21073133
FC50+Or18+EOS 5D2
 尾張旭市にて。

513 肉眼黒点 2012

日没時の太陽黒点です。太陽表面中央より右下に大きな肉眼黒点が写っています。肉眼でも太陽観察用グラス(日食メガネ)を通して見ればポツンと黒い点がわかります。この大きさは、66日の金星太陽面通過を観察するためのよい練習になりそうです。

5
131841
FC50+ND8+EOS Kiss X4
 尾張旭市にて。

47 土星とスピカと月 2012

土星とおとめ座のスピカと月が三角に並びました。今年の桜の開花は例年より遅く、満開までもう少しといったところ。この時期にしては寒いです。

4
72313
18-55mm+EOS Kiss X4
 尾張旭市にて。

44 金星とM45の接近 2012

金星がM45(プレアデス星団/すばる)に接近しました。3日の方がもっと近かったのですが、夕方一時晴れたのに撮影しようと思ったら一転くもり。撮れませんでした。画像をクリックすると動画(WMV)をご覧いただけます。1時間12分の間に移動する金星がわかります。途中雲の通過で金星がぼやけます。

4
41936
200mm+EOS Kiss X4
 尾張旭市にて。

327 2009 P1/Garradd彗星 2012

現在、一晩中見ることのできる周極彗星になっているギャラッド彗星です。写真にはイオンの尾とダストの尾がV字形に広がった姿に写りました。ただし、双眼鏡では7等台で、この写真のようには見えません。恒星とは違う小さなものがポヤッとしているだけ。ちゃんと彗星の位置がわかる星図がないと見つけられないかも。

3
270114
FCT-100+RD+EOS5D Mk2
 茶臼山にて。

326 金星と月と木星 2012

上から順に金星、月齢4の月、木星が並びました。昼間の日差しは暖かいのですが、今年はまだ寒いです。寒い冬のせいで、やっと梅が開花。例年よりだいぶ遅いですね。

3
261917
18-55mm+EOS Kiss X4
 尾張旭市にて。

312 火星 2012

36日に最接近した火星ですが、天気が思わしくなく、やっと撮れました。シーイングも良くなってきませんね。今年の接近は小接近で、22ヶ月ごとの次の接近からはだんだん大きくなっていきます。

3
122309
ミューロン180+ToUcam pro 尾張旭市にて

311 太陽黒点 2012

磁気嵐が来るとニュースでも取り上げられましたが、その元となった大規模フレアを発生した大きな黒点です。天気が悪くやっと見られましたが、当初よりちょっと小さくなってしまいました。

3
111133
FCT-100+EX+EOS Kiss X4
 尾張旭市にて。

227 月と木星と金星と水星 2012

上から順番に月齢5の月、木星、金星、水星と並びました。できれば、月がまだ細かった25日くらいの方が見栄えがよかったんでしょうけど、お天気がダメだったので仕方ありません。1週間ぶりくらいのよいお天気ですが、北風がとても冷たいです。

2
271826
18-55mm+EOS Kiss X4
 尾張旭市にて。

1210 皆既月食と冬の天の川 2011

11年ぶりに全過程を見ることができた皆既月食・・・のはずが、冬の天の川と撮ろうと少し東の山の方へ行ったために、雲がきれたのは皆既終了5分前でした。あやうく月食5連敗になるところでした。名古屋で部分食が見えているという頃に、ここでは雨が・・・。

左:12102359 24mm+EOS5D
Mk2
右:2355 FCT-100+EX+EOS Kiss X4 瀬戸市と土岐市の境にて。

1012 今年最遠の満月 2011

左が今年最遠で最小となった満月です。地球から月までの距離が40.64km。因みに右の月は319日の最近(35.66km)の満月。ここ18年で一番大きい満月です。随分違いますね。

10
121913
FCT-100+EX+EOS Kiss X4
 尾張旭市にて。

109 ジャコビニ(りゅう座)流星群 2011

期待ほど飛ばなかったジャコビニ群です。というか、期待ほど見ていないと言ったほうがいいのでしょうか。2時の予想ピーク時にも見ていません。写真を撮りながらではありますが、ジャコビニ群たった3個というさみしさです。写真に写ったのはこれ1個のみ。他散在など3個。そのうち、ジャコビニ群より遅くて逆方向に飛ぶ印象的なのがありました。IMOによると朝5時頃にZHR200を越えるピークがあったそう。けっこう空が明るくなった朝515分頃まで見ていましたが、ZHRとはいえそんなに?という疑問符付きです。455分頃にはISSが天頂近くを通過して行きました。

10
90431
18-55mm+EOS Kiss X4
 瀬戸市と土岐市の境にて。

916 木星と衛星ガニメデ 2011

しっかりと南赤道縞が復活した木星とその周りを回る衛星イオです。画像をクリックするとGIFアニメをご覧いただけます。そして少し離れたところにあったガニメデの拡大です(右画像)。表面模様がわかります。18cmで写るなんて!小さいイオは、さすがに模様はわかりません。

9
160135
ミューロン180+ToUcam pro 尾張旭市にて

912日の 中秋の名月 2011

久しぶりに中秋の名月が満月となりました。6年ぶりとのことです。名古屋市の八事にある興正寺では観月会が行なわれ、たくさんの人が訪れました。時折雲が出るものの概ね晴れでした。名月とともに写っているのは五重塔です。

9
122140
18-55mm+EOS Kiss X4
 名古屋市 八事 興正寺にて。

96日の 2009 P1/Garradd彗星 2011

コートハンガー(Cr 399)の近くを通過するギャラッド彗星です。現在7等台、7×50双眼鏡では位置を知っていてはじめてその存在がわかる程度でした。長期間見ることができて、来年2月には5等台になるかな?

9
62356
200mm+EOS5D Mk2
 茶臼山面の木にて。

830日の ISSの太陽面通過 2011

太陽黒点の横を通過する国際宇宙ステーション(ISS)を動画で撮りました。画像をクリックすると動画(WMV)をご覧いただけます。僅か0.7秒ほどで通過してしまいます。

8
301325
FCT-100+EOS5D Mk2
 常滑市にて。

84日の 太陽黒点 2011

大きな黒点群が連なって出現しました。太陽活動が活発になってきたのか、宇宙天気ニュース http://swnews.jp/ によりますと、6日の未明には、激しい磁気圏活動が発生しているとのことです。

8
41221
FS-102+EOS Kiss X4
 豊川市にて。

629日の 月と火星とすばる 2011

月齢27の月の右側に1.4等の火星が2度まで大接近しました。その上にはすばる(プレアデス星団)も。低空の雲と薄雲があって肉眼ではギリギリ見えるという感じでしたので、写真では、火星とすばるがわかりやすくなるように画像処理しています。

6
290322
18-55mm+EOS Kiss X4
 尾張旭市にて。

515日の 木星と金星と水星 2011

惑星大集合ですが、高度が低いのと透明度がイマイチなのと薄明が迫っているのとで、金星も木星も本来の輝きを感じませんでした。水星は肉眼では無理で、双眼鏡でやっとわかりました。金星の左の方にあるはずの火星はまったく見えませんでした。この小さな画像ではよく分かりませんが、実際の双眼鏡での見え方もこれをもう少し良くした感じ、水星はそこにあると存在がわかれば、かすかな輝点が認められるな〜という程度でした。しかし、この惑星直列で宇宙の奥行きをイメージして見るとその壮大さに感動しました。

画像をクリックすると0415分から23分までの8分間をを5秒に縮めたアニメーション(WMV)をご覧いただけます。

5
150419
18-55mm+EOS Kiss X4
 尾張旭市にて。

430日の 月と金星 2011

いよいよ惑星大集合のはじまりです。5月になると水星、金星、火星、木星が夜明けの空に集まります。今朝は月齢26の逆三日月が花を添えてくれましたが、残念ながら金星の左下にあるはずの水星は見えませんでした。水星はまだちょっと暗いですね。これから明るくなってくるので5月中旬に期待しましょう。この後、木星と火星も昇って来たはずですが、まったく見えませんでした。火星はこの時期暗いので期待薄かも?。いづれにしても、透明度の悪さが影響しています。

4
300430
18-55mm+EOS Kiss X4
 尾張旭市にて。

319日の ここ18年で最も大きい満月 2011

東日本大震災で被災されました皆様にお見舞い申し上げます。

NASA
によりますと今回の満月は19933月以来18年ぶりに大きな満月なのだそうです。月は楕円軌道で地球の周りを公転しているため地球からの距離が近くなったり遠くなったりして月の見かけの大きさが変わります。ちなみに今年最も小さくなる満月は1012日です。

3192341
FCT-100+EX+EOS Kiss X4
 尾張旭市にて。

39日の ISSと最後のディスカバリーSTS-133 2011

国際宇宙ステーション(ISS)とその先を行き着陸態勢を整える今回で退役するスペースシャトル ディスカバリーです。画像をクリックすると20秒露出13コマ(420秒)を6.5秒に縮めたアニメーション(WMV)をご覧いただけます。雲が多くて残念でしたが、ISS STS-133は雲の上、離陸直後の飛行機は雲の下を通っています。

391831分〜
18-55mm+EOS Kiss X4
 尾張旭市にて。

114日の 太陽柱 2011

これまでも冬の寒〜い朝に何回か太陽柱のようなものを見ましたが、これぞサンピラーと確信をもてるものは初めてです。 

1140708
18-55mm+EOS Kiss X4
 尾張旭市にて。

18日の土星 2011

シーイングは1227日の時より良く、巨大白斑は眼視でも確認できました。大きく広がって、いったい何が起こっているのでしょう。

180406
ミューロン180+ToUcam pro 尾張旭市にて

14日の 木星と天王星の接近 2011

ガリレオ衛星をともなった木星(下)と天王星(上)が接近しました。ふたつの惑星は0.5度ちょっとの接近で、月の視直径くらいです。50倍くらいの倍率でちょうどいいです。2010年の天王星は木星に近かったので、その青緑色の姿を捉えやすかったですね。これからこのふたつの惑星は、どんどん離れていきます。今度これほどまでに近づくのは2024年です!あと1週間くらいで1度離れてしまいます。見るなら今だ!

141849
FCT-100+LE18+IXY400F
 尾張旭市にて

1227日の 土星 2010

125日頃発生した土星の白斑が巨大になり、すごいことになっています。シーイングが悪くてハッキリしませんが、不鮮明でも白くその存在がわかるのですから。

12270308
ミューロン180+ToUcam pro 尾張旭市にて

1220日の 木星 2010

南赤道縞が復活してきました!しかし、シーイングはよろしくないです。

12202059
ミューロン180+ToUcam pro 尾張旭市にて

1011日の 103P Hartley彗星 2010

ハートレー彗星は、予想のように明るくなっていません。6等台かな?やはり集光が弱くて双眼鏡で見てもパッとしません。ただ、6日より一回り大きくなったように感じます。星雲星団の面白いところにいます。カシオペヤ座の散光星雲と写しました。

上:10110040分〜
FCT-100+RD+EOS5D Mk2
 豊田市大坪にて。

下:10110024分〜
55mm+EOS KissD IR
 豊田市大坪にて。

106日の 103P Hartley彗星と二重星団(hχ) 2010

肉眼彗星になるか!と期待されているハートレー彗星です。現在6等台で双眼鏡でも集光が少なくその存在は寂しく感じられます。一晩中見えていて高度も高いのだからもう少しがんばってほしいところです。ちなみに1021日最も地球に近づきます。

1060305分〜
200mm+EOS5D Mk2
 茶臼山にて

928日の 東の木星と西の金星 2010

東(写真左)の空に-2.9等の木星、西(写真右)の空に-4.6等の金星。一番星の共演です。
9
281826分 8mm+EOS5D Mk2 尾張旭市にて

923日の 秋分の満月と木星の接近 2010

「あいちトリエンナーレ2010」という芸術祭が開催されていまして、そのイベントのひとつ名古屋城で行なわれている「スペクトラナゴヤ」を挟んだ秋分の満月(本当のHarvest Moonですね。中秋の名月は22日でした)と木星です。秋分の日に満月になるというのも珍しいですが、その近くに木星も強烈に輝いていました。ところで、「スペクトラナゴヤ」というのは、64台のサーチライトが10km先まで届いているそうです。このイベントの本番は2425日で、朝まで点灯とのこと。この日は試験点灯で22時に消えました。

9232159
18-55mm+EOS Kiss X4
 名古屋市名城公園にて。

826日の 木星 2010

大赤斑の上をBA(新赤班)が追い抜こうとしています。まだまだ縞は1本です。この夜はシーイングが良かった!

8260316
ミューロン180+ToUcam pro 尾張旭市にて

719日の 木星 2010

木星の南赤道縞が消失しています。小口径の望遠鏡で見ると縞が1本の奇妙な光景となっています。それにしても、大赤斑がクッキリしています。

7190200
ミューロン180+ToUcam pro 尾張旭市にて

717日の 月、土星、火星、金星 2010

左から月(月齢5)、土星、火星、金星と並びました。このお城は国宝犬山城です。8月上旬にはこの3つの惑星はもっと接近します。そして813日には三日月も加わります。楽しみです。

7172008
18-55mm+EOS Kiss X4
 犬山市にて。

77(七夕) 織姫星と彦星 2010

夜になって雲がほとんどなくなりました。七夕の夜に織姫星と彦星を見ることができたのはいつ以来でしょう?私の記憶が正しければ、名古屋近辺では、ここ10年以内くらいはまともに見えていないと思います。因みに、左が織姫星、右が彦星です。

772339
18-55mm+EOS Kiss X4
 尾張旭市にて。

610日の 2009 R1/McNaught彗星とM34 2010

マックノート彗星は6月下旬、23等の肉眼彗星になるのではないかと期待されています。この夜、写真には3度くらいの尾が写りビックリしました。ただ、双眼鏡では5等台。尾もあるかないか程度で、M34のほうが見栄えがして、彗星のほうはちょっと寂しい見え方でした。これから梅雨に入りそうですが、梅雨の晴れ間すごいのが見られるのでしょうか?
(結局、6月下旬5等台で停滞のようです。)

6100237分〜
FCT-100+RD+EOS5D Mk2
 豊田市大坪にて

516日の 月と金星の接近 2010

月と金星が接近しました。東南アジアからアフリカにかけては金星食となっています。この後、ISSと最後のミッションで飛んだアトランティスの並走がありましたが・・・、見逃しました。月と金星の下に写っているのは飛行機雲です。

5161922
18-55mm+EOS Kiss X4
 名古屋市にて。

125日の すばる食 2010

ここ4年ほどよく起こっていた「すばる食」ですが、この「すばる食」を最後に2024年まで見られなくなります。そんなことを聞けばどうしても見たくなるのが人の情。雲がいくつも通り抜け、月も明るく双眼鏡で辛うじて確認できました。

1252120
200mm+EOS Kiss D N
 尾張旭市にて。1/4秒と1/400秒の合成。

1215日の ふたご座流星群 2009

雲が流れていましたが、基本的には良い天気でした。都合により40分くらいしか見ていませんが、けっこう明るい流星が510分に1個くらいのペースで飛びました。でも写ったのは、このカットのみです。カメラ1台でしたので、あちらにカメラを向ければこちらに飛んで、こちらに向けたらあちらに飛ぶという状況でした。まあ、そんなもんですか。

12150154
24mm+EOS5D Mk2
 瀬戸市と土岐市の境にて。

1118日の しし座流星群 2009

撮影当地では、4時過ぎにはガスが湧きましたので、5時過ぎにあきらめて、機材を撤収した直後から晴れはじめ、北斗七星と北極星の間あたりで火球が飛んだため、あわてて流星痕を撮り始めたら、その直後にヒュンヒュンと2個続けて飛んでくれました。それから明るくなるまで20個くらい見ました。

(画像をクリックすると流星痕の変化がアニメーションでご覧いただけます。)


11
180509
24mm+EOS5D Mk2
 豊田市大坪にて

722日の 皆既日食 2009

中国は上海の南西、100kmくらいのところにある嘉善というところで、皆既日食を見る予定でした。写真は皆既中の模様です。雨が降っています。傘をさしながらの撮影でした。朝はシトシト雨が降っていましたが、部分食が始まる前から太陽が時々雲を通して見えました。しかし、9時少し前から太陽は見えなくなり、皆既30分前頃から再び雨が降り始めました。そして、皆既中もご覧の通り雨です・・・。トホホ。皆既中はたいへん暗くなりました。雨雲が覆っているのですから、当然と言えば当然ですが、1サロス(18年)前にも曇られた、ハワイ日食の時よりはるかに暗くなりました。

7
220938分(現地時間)
17mm+EOS Kiss D N
 中国嘉善にて

222日の 2007 N3/Lulin彗星 2009

ルーリン彗星が24日の近地点間近となりました。画像には左にダストの尾右にイオンの尾が写りましたが、双眼鏡では、両側に1度づつくらい尾がのびている感じ、肉眼では、位置を知っていればなんとなく分かるという程度。5等台でしょうか。

2
220026
FCT-100+RD+EOS5D Mk2
 豊田市大坪にて

1230日の土星 2008

土星の環を真横から見る時期となりました。2009年は環の消失が起こります。前回の環の消失から15年たったのですねえ。光陰矢のごとし!信じられな〜い。

12
300344
ミューロン180+ToUcam pro 尾張旭市にて

1229日の木星・月・水星 2008

月齢1.8の月をはさんで上に木星、下に水星です。コペルニクスはその生涯で水星を見たことがないと言われていますが、このように並ぶと水星を初めて見る方々にも位置の説明がしやすかったです。ところで、この日の昼間に水星食がありました。

12
291722
Panasonic FX33
小牧市にて。

121日のニコちゃんマーク 2008

金星と木星そして三日月がニコちゃんマークをつくりました。次にこれに近い並びになるのは203212月。でもこれほど見事なニコちゃんにはなりません。2010812日に木星に変わって土星が金星とともにニコちゃんマークを形作りますが、日本では月の高度が低く、見るのがちょと厳しいかも・・・。ということは、一生ものの天文現象だったんですね。

12
11730
Panasonic FX33
小牧市にて。

38日の17 P/Holmes彗星 2008

ホームズ彗星はまだまだ健在です。カリフォルニア星雲のそばを通過中で、写真に撮ると彗星のコマは1°以上写ります。双眼鏡では位置を知っていればそこに存在があるようなないような・・・。

3
82005分〜
200mm+EOS Kiss D IR

豊田市旧旭町にて。

210日のBH2/ブラック星博士 2008

みえこどもの城で行われた第四回プラネタリウム解説コンクールで、明石市立天文科学館の井上 毅さんによるゲスト解説の最中に、ブラック星博士が乱入し、一時プラネタリウムの時空がめちゃくちゃにされました。しかし、球面?シゴセンジャーによって退治され事なきを得、井上さんも無事解放されました。

2
101607
MAP
みえこどもの城プラネタリウムにて

230日の17 P/Holmes彗星と8P/Tuttle彗星 2007

少し郊外に出ますと、まだホームズ彗星は非常に淡いですが大きな姿を双眼鏡で見ることができます。肉眼でも辛うじて確認できました。4等台でしょうか。タットル彗星(6等)がM33に接近中でしたが、頻繁にやってくる雲と名古屋方向の街明かりのため双眼鏡でもあるようなないような。M31は見えたのですが。

12
302250分〜
17
70mm+EOS Kiss D N 瀬戸市と土岐市の境にて

1025日〜1226日の17 P/Holmes彗星 2007

1226日、ホームズ彗星は市街地では肉眼はもちろん双眼鏡でもわからなくなってしまいました。画像は双眼鏡イメージです。
画像をクリックすると1025,28,31,112,7,11,14,16,17,21,23,25,123,5,9,16,19,26日の移動と大きさの変化をアニメーションでご覧いただけます。露出時間を全部同じにしてありますので、淡くなり加減もわかると思います。

10
25日〜1226
200mm+EOS Kiss D N
 尾張旭市にて

 

1221日の火星 2007

19日に最接近の火星ですが、良いシーイングに恵まれません。一応、再接近の頃という理由で掲載です。

12
212418
ミューロン180+ToUcam pro 尾張旭市にて

1117日の17 P/Holmes彗星と対日照 2007

当然のことですが、市街地では見辛くなってきたホームズ彗星も高原ではよく見えます。名古屋の街明かりが水蒸気で吸収されたのか、旭高原は暗い夜でした。矢印がホームズ彗星。向かって左側のドームスリットパネルの上あたりに対日照も写ってビックリです。
(画像をクリックすると空だけのパノラマQTVR画像がご覧いただけます。画像の中をドラッグすると星空が見渡せます。最新のQuicktimeでご覧ください。)

11
172259分〜
8mm+EOS Kiss D N
 旭高原にて

117日の17 P/Holmes彗星 2007

暗い空で長時間露出すると、イオンの尾が写ります。ホームズ彗星は手と足が生えて目玉おやじになってしまいました。さらに大きくなっています。3等くらい。イオンの尾はなかなか写りません。もちろん肉眼では見えません。この写真はどちらも合計40分以上の露出をしています。夜半前は透明度があまりよくなかったりもしましたが、尾を捉えるためには、かなり暗い良い空を求めて行かなければならないようです。

上:1172134分〜
FCT-100+RD+ST-2000XM

下:1172132分〜
200mm+EOS Kiss D N
豊田市旧旭町にて。

113日の17 P/Holmes彗星 2007

日毎に膨張しているホームズ彗星ですが、南西部分の輪郭がぼけてきて、クラゲ状になってきました。核近傍をアンシャープマスク処理すると、噴出し模様ががわかります。

1131942分〜
FCT-200+EOS Kiss D N
磐田市立豊田図書館にて。
天文講演会の後、観望していただきました。

1028日の17 P/Holmes彗星 2007

ホームズ彗星の1025日と28日の移動と大きさ比較の合成です。パッと見では明るさにそれほどの変化は感じません。3等に近い2等台でしょうか。双眼鏡では円盤状に大きくなっているのがわかります。写真では見た目以上に違いが捉えられました。

10252244
10
282123分 合成          200mm+EOS Kiss D N。尾張旭市にて。

 

1027日の17 P/Holmes彗星 2007

満月1日後の月明かりをものともせず、ホームズ彗星は輝いています。まだ2等台にあると思います。双眼鏡で見ると、25日より若干円盤状に広がり、恒星との区別がつくようになりました。黄色っぽく見えます。望遠鏡で見ると、核部分が小さくキラッと輝き、白っぽく明るい部分をへて、少しシアンがかった部分から黄色に変化していくように見えます。写真ではその回り(最外周)が緑に写りました。眼視ではそこまでわかりません。先端がちょっと曲がった円錐を上から見ているようです。まるで、私の大好きなアポロチョコのような形をしています。あっ、アポロ宇宙船(の指令船)のようだと普通に言ったほうがいいでしょうか。それにしても、こんなに輪郭のはっきりした彗星を見るのは初めてです。

上:10272132分。                       FCT-100+RD+EOSKissDN                    下:10272039分。                    17-70mm+EOS Kiss D N尾張旭市にて。


10
25日の17 P/Holmes彗星 2007

ホームズ彗星が大バーストしたとのこと。2日間で17等から40万倍も増光したと報じられています。確かに、ペルセウス座に2等台で恒星状に輝いているのを雲間から簡単に見ることができました。私の目には赤く見えましたが・・・。彗星というより新星のようです。

10252233分。              17-70mm+EOS Kiss D N。尾張旭市にて。


8
28日の皆既月食とみずがめ座σ星の出現 2007

北から前線が南下して天気が悪く絶対にダメだと思っていましたら、日没頃から雲の切れ間から青空がのぞくようになってきました。月出以後の月食の全経過を見るということは叶いませんでしたが、雲の薄いところにはまったときに美しい皆既月食を見ることができました。そして、4.8等のσ Aqrの出現を捉えました。皆既中におこった潜入が見られなかったのは残念。

8282030分。FCT-150+EOS Kiss D N。旭高原にて。


4
20日の2007 E2/Lovejoy彗星 2007

ラブジョイ彗星が天の川の中を北上しています。明るさは8等くらい。7×50双眼鏡ではそこにいるのかな〜という程度。正直よくわかりませんでした。写真に撮ると、尾はありませんが、青緑色に写ってその存在はすぐにわかります。

4200351分〜。FCT-100+RD+EOS Kiss D N。豊田市稲武にて。


4
14日の昼間の火星食 2007

月が火星を隠す火星食が真昼間にありました。この日は前線が東に抜けて綺麗な青空だったのですが、雲が頻繁に湧いて流れていましたので、ちょっと見辛くて残念でした。火星の視直径は5”程で1等の明るさがあるとはいえ、望遠鏡でないと見えませんでした。それにしても、これを機会にはじめて昼間に火星を見ましたが、見慣れたオレンジ色には見えないんですねえ。白っぽく見えました。

4141114分。FCT-100+EX+EOS Kiss D N。尾張旭市にて。


2
24日のさそり座新星 V1280 2007

さそり座に明るい新星が出現し、早朝に4等で見えました。ただ、市街地で、しかもこの高度では、肉眼では厳しく、よくわかりませんでした。しかし、双眼鏡では、左となりの4等星と並んですぐに確認できました。アンタレスの東(左)には-2等の木星がギラギラに輝いていました。この新星は24日に日本人の中村さんと櫻井さんが発見されましたが、中村さんは219日もこの新星の近くに新星V1281を発見されました(同時発見者西村さん)。半月で2個!です。残念ながらこちらの方は9等くらいと暗く、この写真ではわかりません。

2240451分。17-70mm+EOS Kiss D N。尾張旭市にて。


2
23日の明るいミラ 2007

くじら座の変光星ミラが極大の頃ですが、今回は2等をきる報告もあるという、通常(2.5等くらい)より明るい極大となりました。左上に写っている、くじらの口あたりにある星メンカルが2.5等で、それより明るく見えていました。ちなみに右上の筋は飛行機の軌跡です。

2231914分。17-70mm+EOS Kiss D N。尾張旭市にて。


2
7日の土星(ハイリゲインシャイン) 2007

上が27日の土星です。下の129日の画像と比べると、環が明るくハイリゲインシャインの効果が捉えられているようです。衝の211日に撮影できなかったのが残念。

上:272335分。下:1292350分。ミューロン180ToUCam pro。尾張旭市にて。


1
14日 白昼の2006 P1/McNaught彗星 2007

白昼のマックノート彗星。無謀にも太陽も入れて撮影しました。ゴーストとフレアがひどいですが、1/4000秒露出で写ってびっくり。太陽からは5度ちょっとしか離れていません。太陽をフレームからはずすと写しやすくなります。11×70の双眼鏡で金星のように光り輝きクラゲのようにもわっと尾が見えました。肉眼ではさすがに無理でした。海外では-6等?という報告もあります。下の写真は望遠鏡での撮影です。透明度が良ければしばらく昼でも見られるかも。太陽に近いので観察にはくれぐれも注意しましょう。

上:1141110分。200mm+EOS Kiss DN。尾張旭市にて。 下:1141255分。FC-100+EOS Kiss DN。尾張旭市スカイワードあさひ天文台にて。


1
11日の2006 P1/McNaught彗星 2007

マックノート彗星を昨日に続き見ました。双眼鏡であたりをつけてその方向に目を凝らすと、なんと肉眼で確認できました。金星ほどの輝きはありませんが、尾の存在もなんとなくわかりました。恐るべし彗星。この写真は望遠鏡で撮っていますが、尾が30分くらい写っています。シャッター速度1/125秒で写る彗星なんて初めてです。

1111714分。FC-50+EOS Kiss D IR改。尾張旭市にて。


1
10日の2006 P1/McNaught彗星 2007

マックノート彗星が夕方の西の低空で輝いています。7×50の双眼鏡でわかります。現在-2等という報告もあるようです。これは、ヘールボップ以来の明るさで、太陽に近すぎて、暗い夜に見られないのが残念。チャンスはあと数日です。左下のビル群は名古屋駅のセントラルタワーズとミッドランドスクエアです。

1101727分。200mm+EOS Kiss D IR改。尾張旭市にて。


1
7日の土星と月の大接近 2007

(画像をクリックするとアニメーションで経過がご覧いただけます。雲の通過が残念。0418分〜28分の1分間隔。)

土星と月が大接近しました。雨があがり、夜半過ぎには晴れてきて、あきらめていたこの天象を見ることができました。月が明る過ぎ、土星が接近し過ぎで、双眼鏡でないと分離が難しかったです。その後、寒波が襲ってきて、午前中は雪が積もりました。グッドタイミングで雲がきれたのでした。北海道北部では、土星が月に隠される土星食になります。見れたんでしょうか。土星食は2002年3月20にありました。

170435分。ミューロン180+EOS Kiss D N。尾張旭市にて。

 

 

 

 

 


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