第4話 7/4 『そのゲームは本当に遊べないのか!?』

ハード関連でもう1ネタいっちゃいます。

この前のPS2発表会で、プレイステーションのソフトも引き続き動かすことが出来るということで業界に衝撃が走ったのは記憶に新しいことでしょう。
このおかげですっかりプレステ優位に傾きましたが、はたしてそれが業界初だったのでしょうか?

この問題は、販売していたものそのものを直接動かすという範囲でなら、NOとなります。しかし、データのみであれば、答えはYESと変化します。

実を言うと、CPUレベルであれば、ファミリーコンピュータとスーパーファミコンで互換性のあるものを使用しています。つまり、純粋にデータ部分だけであればスーファミ上でファミコンを動かすことの出来る可能性があるんです。
スーファミに完全に移植されたファミコンのゲームはいろいろとありますね。例えば新説・鬼が島、キャラバンシューティングコレクション、忍者龍剣伝 巴。これから移植ものはファミコンのデータをそのまま利用している可能性が高いと言えるほど、ファミコンの再現度が高すぎます。
この互換性のおかげでファミコンからスーファミへの移行がスムーズにいったんじゃないでしょうか。64離れは作品数の少なさって面もあるけど、メーカー側は互換性の消えたハードでいちいちプログラムを組みなおしたくないってのが本音でしょう。だったら使いなれている環境で開発できるプレステやサターンに流れるのは当然です。

他にも、セガのマーク3とゲームギアとメガドライブが一部で互換しあってたりしたりとか、アーケードの基盤で実は互換性の残ってる部分が合ったりとか、いろいろとあるわけです。同一のメーカーが出したハードの間なら、もしかしたら昔のゲームを遊ぶことが出来るかもね!?